【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】
『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』
海外でもシティポップに注目が集まっている。本書で、音楽ライターの著者はシティポップを「都会的で洗練された日本のポップス」と定義。1975年発売のシュガー・ベイブ『SONGS』から2021年発売のYogee New Waves『WINDORGAN』まで、100枚のアルバムを紹介する。すでに再評価されている竹内まりやや松原みき、発売当時は注目度が低かった池田典代や東北新幹線の他、郷ひろみや菊池桃子などアイドルの名盤にも言及。サウンドを担った編曲家やミュージシャンの功績もよくわかる内容だ。
※この記事はPen 2022年5月号より再編集した記事です。