世界遺産の公園に誕生した、竜巻のような大迫力の展望台

  • 文:冨田千恵子
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COPENHAGEN コペンハーゲン/デンマーク

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Rasmus Hjortshoj & BIG - Bjarke Ingels Group

ドイツと陸続きのユトランド半島にある、世界遺産のワッデン海国立公園。そのキャンプ場に完成した高さ25mの展望台「マースク・タワー」が注目されている。竜巻のような迫力のあるこの展望台は、海外で評判のBIG建築事務所が久々に地元デンマークで手がけたプロジェクトだ。

創立者兼クリエイティブ・ディレクターのビャルケ・インゲルスは「展望台の中心部には車椅子用エレベーターも備えています。地上から空に向かう階段を昇り降りすることで、湿地帯から海へ広がる視界の変化を楽しめます」と話す。今夏は観光客で賑わうこと確実だ。

https://big.dk/#projects-marsk

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※この記事はPen 2022年5月号より再編集した記事です。