新開発の「キャリバー7121」搭載モデルとケース径34㎜のブラックセラミック
ジェラルド・ジェンタがデザインして1972年に発表されたオーデマ ピゲ「ロイヤル オーク」は、高級時計のスタイルを革新したSS製のスポーツモデルだった。8本のビスがベゼルから裏蓋までを堅固に締め込む2ピース構造のために、ケース径は当時の標準的な時計をはるかに上回る39㎜。このサイズから“ジャンボ”と呼ばれたコレクションが誕生50周年を迎えた。これを記念してオーデマ ピゲは新世代の薄型ムーブメント「キャリバー7121」を開発。2000年に登場したケース厚8.1㎜の「エクストラ シン」(モデル15202)を継承するモデルに搭載した。開発に5年を費やした「キャリバー7121」は大きめのバレル(主ゼンマイを収納する香箱)の採用などで機能を強化。長期間にわたって高精度を保つだけでなく、パワーリザーブも延長している。SS、プラチナ、18KPGと18KYGの4モデルをラインナップ。
50周年記念モデルとして、ケース径34㎜のブラックセラミックモデルも発表された。漆黒のベゼルにピンクゴールドの8本のビスが美しくコントラスト。グランドタペストリーと呼ばれる特徴的な彫り模様が施されたブラックダイヤルに、同じくピンクゴールドの針とバーインデックスが艶っぽく映える。
どちらのモデルも「ロイヤル オーク」誕生50周年のロゴをデザインした特別な自動巻きローターを搭載。ただし、共に、生産量が限られているため、入手困難なモデルとなっている。
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