ダイヤモンドが中央で輝くトゥールビヨンとCHANELの文字をストラップに配置した「ボーイフレンド」

シャネルがウォッチズ&ワンダーズ2022で発表した新作は本数限定のリミテッドエディションがほとんどだが、その中でも最高峰に位置するのが「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」だ。前面にブリッジのない自社製フライングトゥールビヨンはシャネル初。しかも中央に0.18カラットのダイヤモンドをセットしており、トゥールビヨン機構とともに１分で１回転しながら美しい煌めきを放つ。ダイヤルを厚くしないように、薄型で広がりのある特別なカットが施されたという。それだけでなく、トゥールビヨンケージや時分針、リューズトップにもブリリアントカットのダイヤモンドをセッティング。ケースはマットブラックのセラミックなので、漆黒の宇宙でいくつもの恒星が光輝いているイメージといえようか。艶ありのブラックセラミックモデルもあり、どちらも世界限定55本。

また、CHANELのロゴを各モデルがさまざまにアレンジした「シャネル ウォンテッド カプセル コレクション」が発表された。香水「シャネル N°5 」のボトルストッパーにインスパイアされた八角形ケースの「ボーイフレンド」では、スチール製のCHAとNELの英字をケース両側のサテン調レザーストップに配置。それに挟まれた時計のダイヤルには、1990年代のトレンドを想起させるピクセルアートがアレンジされている。ブラックダイヤルに散らばったピクセルが躍動感を演出する。

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