初のグリーン&ブラックベゼルを備えた「GMTマスターⅡ」とアップデートされた「エアキング」
数多い今年の新作の中でも、最も大きな驚きをもって受け止められたのがロレックスの「オイスター パーペチュアル GMTマスターⅡ」ではないだろうか。ローカルタイム(現地時刻)とホームタイム(基準時刻)、またはローカルタイムと別の地域の時刻という2つのタイムゾーンを同時に表示できるデュアルタイムだが、リューズガードを備えたリューズと日付表示の小窓が左側に移動した新作が登場したのである。公式な資料では意図は明らかにされていないが、「初の大陸間飛行から(中略)コンコルドの試験飛行まで、人間と技術が成し遂げたこれらの偉業は左側にリューズを備えたGMTマスターⅡにも重なるところがあります」と解説。革新の一環として位置付けているようだ。実際に日付ディスクから精度検査の工程なども変更されたという。さらに、このコレクションでは初となるグリーンとブラックの24時間ベゼル(昼夜表示)を採用しており、まさに異色のモデルとして人気が過熱するかもしれない。
パイロットウォッチの「オイスター パーペチュアル エアキング」では、最新鋭のムーブメント「キャリバー3230」を搭載。ダイヤルなどもアップデートされた新世代モデルが発表された。ミニッツスケールの「5」に「0」を加えることで、5分間隔の数字はすべて2ケタで統一。明るさが持続する新しい発光素材の使用によって、針とアワーマーカーの夜間視認性が大幅に向上したという。オイスターブレスレットのバランスも見直すなど、細部も丁寧に進化している。
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