ルイ・ヴィトン神戸店が3月19日にオープン。ダイナミックなアートでお出迎え!

  • 文:野村萌々
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神戸港にほど近く、歴史的な佇まいとモダンな文化が溶け合うエリアの中心に誕生する新店舗。ⒸLOUIS VUITTON / DAICI ANO

3月19日、ルイ・ヴィトンは神戸旧居留地に構える店舗を移転。新たにルイ・ヴィトン神戸店がオープンする。多様な色彩と時空を超えたデザインが響き合う、ダイナミックなアートが印象的な店舗では、商品がフルラインアップで揃う。また、オープニングを記念したスペシャル ウィンドウ・ディスプレイも登場。春の訪れを告げる桜と幸運を呼ぶ猫を用いた、遊び心あふれるインスタレーションが迎えてくれる。

角地に構える新店舗の外観は、クラシカルでありながらも現代的なルイ・ヴィトンのシグネチャーが強い存在感を放つ。ウィンドウの周囲に施されているのは、ルイ・ヴィトンのモノグラム・フラワーを立体的に象って、ミラー仕上げの格子模様にしたバックライト付きのフレーム。外側から店内を見ると、美しい曲線を描く階段や「オブジェ・ノマド コレクション」のためにフェルナンド&ウンベルト・カンパーナがデザインしたチェア「コクーン」が吊り下げられた空間が広がり、好奇心を掻き立てられる。

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フロアにおよぶインテリアデザインは、建築家ピーター・マリノがパリのヴァンドーム広場やサンジェルマンの店舗の設計に際して考案した、ルイ・ヴィトンの最新グローバル・コンセプトに沿ったものだ。ⒸLOUIS VUITTON / DAICI ANO

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日本の店舗ならではのデザイン

ルイ・ヴィトン神戸店では、優れた日本のアートやデザインにオマージュを捧げながら、日本との絆が散りばめられている。おもな作品として、イサム・ノグチがデザインした「フリーフォーム」のソファとプーフがウィメンズ・シューズのエリアに。また、天童木工が手がけた椅子がメンズ・プレタポルテのエリアに置かれている。世界各地で現地のアーティストをサポートするルイ・ヴィトンは、この新店舗においても神戸出身のアーティスト、佐藤未瑛に壁画の制作を依頼。抽象的な色彩や形状で描かれた大きな壁画が、店舗の外壁や内装を飾る。各フロアのエレベーターウォールにはリズミカルな風景画が広がる。

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ルイ・ヴィトンと日本は1世紀以上にわたり、深い歴史的な絆を育んできた。メゾンのモノグラムのインスピレーションのひとつとなったのは、日本の伝統的な「家紋」ともいわれる。この長い年月でルイ・ヴィトンの顧客リストには、歴代の著名な日本人の名も連なる。ⒸLOUIS VUITTON / DAICI ANO

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ルイ・ヴィトン 神戸店

住所:兵庫県神戸市中央区明石町4-4
営業時間:11時〜20時
不定休
louisvuitton.com