今回は、イギリスのライフスタイルを分かりやすく伝えるYoutubeチャンネルを紹介。古いものをこよなく愛し大事に使い続けるための知恵や技術から、超セレブな家や荘厳なお城、簡単に美味しく作れる料理動画まで、イギリス暮らしで目にする日常と非日常の風景、両方をお届けする。

1. 日本人夫妻が発信「イギリス、アンティークな暮らし。」

約500年前に中世の廃船を利用して作られた、大きな暖炉のある田舎家。この家に一目惚れした日本人夫妻（アンティークディーラーの妻と会社員の夫）、そして犬と猫たちの日々の暮らしを伝えるチャンネル。

古い家は手がかかるものの。丁寧に手を入れ、夏はガーデニングに精を出す。アンティーク食器や雑貨を「飾っておく」のではなく日常使いしながら、四季にちなんだ料理やお菓子を手作りする。夫妻の仲睦まじさにほっこりしつつ、イギリスの田舎暮らしの極意がしっかり味わえるチャンネルだ。ちょっとコミカルに綴られる字幕も楽しい。

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2. 超高級物件が次々見られる「Fine And Country EA」

まるでドラマや映画の中にしか存在しないような大邸宅が見られるYoutubeチャンネル。富裕層向け不動産会社「Fine And Counry EA」が、主にイギリス郊外にあるラグジュアリーハウスを紹介している（一部海外物件動画もある）。MCが丁寧に家の中を説明する動画もあり、単なる「物件紹介」を越えたハイクオリティな映像に驚くかもしれない。

紹介される物件のほとんどは、古い家をモダンな内装に改築したもの。この動画は「チャーチ・コンバージョン」と呼ばれる、元は教会だった建物を一般住宅用に改装したもの。十字モチーフのついたランセットアーチ型の窓、そして高い天井等「教会らしさ」を活かしつつ、モダンとトラディショナルを良いバランスで配置している。インテリア雑誌を読む感覚で視聴すると楽しい。本気で買い手を探している動画なこともあり、周囲の環境も紹介するおまけつき。こんな大邸宅を買うのは、一体どんな人なのだろうか…。（自動生成の英語→日本語字幕でおおよその意味は理解可能）

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3.「ハンディマン」がDIYのノウハウを伝授する「Gosforth Handyman」

上記に紹介した2チャンネルからも分かるようにイギリスは古い家が多く、築100年以上の家はザラにある。当然のことながらマメな修理が必要なので、「直しながら暮らす」が基本。日常的にDIYをしている人も多いが、ノウハウの参考になるのが「ハンディマン」のアンディさんのチャンネルだ。「ハンディマン」とは、大小さまざまな「家にまつわる修理や作業」全般を請け負ってくれる職業を指す言葉。地域に根差して仕事をしている人が多く、近所に腕の良いハンディマンがいることは快適な暮らしの条件…というぐらい、大切な存在である。

腕利きハンディマンのアンディさんが、惜しみなく修理の方法やコツを教えてくれるのがこのチャンネルの特長。上記はイギリス式の修理法や家の構造が分かる動画なので、DIY愛好家や海外住宅に興味がある人は面白いはず。（自動生成の英語→日本語字幕は理解不能なので、英語字幕で見る方がベター）

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4.“イギリスらしい”風景が楽しめる！「English Heritage」

イギリスではコロナの規制が緩和しているものの、海外旅行に行くのが厳しい時期であることに変わりない。旅行好きにおすすめなのが、イングランドの歴史的建造物を保護する団体「イングリッシュ・ヘリテージ」のYoutubeチャンネル。荘厳な建物やカントリーサイドの風景、歴史上の人物の紹介映像など、いわゆる「イギリスらしさ」を味わえる動画がたっぷり用意されている

お城や貴族の館をドローン空撮した圧巻の動画は、実際に行くよりも「行った気分になれる」クオリティの高さ！　また俳優やセットを使い、しっかり作られた「イングランドを解説する」映像も楽しい。ヴィクトリア時代に実在した料理人、エイヴィス・クロウコムが紹介する「イギリスの伝統料理シリーズ」はコアなファンも多い。『ダウントン・アビー』等、英国製コスチュームドラマ好きは必見だ。（英語字幕あり。自動生成の日本語字幕でも調理方法は理解可能）

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5.ロンドンの買い物事情を体感できる「Hannah Ricketts」

ロンドンに暮らすハナ・リケッツさんが、自身のライフスタイルを紹介するチャンネル。一見“キラキラ感”のある動画に見えるのだが、観光客としてロンドンに来たら実際に「行って」「見て」「楽しめそう」な場所をチョイスし、歩きながら実体験として紹介しているので、旅行ガイドとして参考にできる。

特に注目したいのはショッピング映像。ハロッズやリバティ等の高級デパートだけでなく、日本の100均にあたる「1ポンドショップ」等、「普段、皆が利用しているお店」も紹介している。上記の動画はイギリス最大手スーパー「Tesco」の映像。店内の陳列法の違いや、野菜や果物、レトルト食品等、売っているものの違いが一目で分かる。見慣れない食材に驚いたり、パッケージのデザインを比較するのも楽しいはず。（自動生成の英語→日本語字幕では理解不能なので、英語字幕で見る方がベター）

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6.イギリス料理界の女王様といえばこの人、「ナイジェラ・ローソン」

日本でも料理番組が放映されている料理研究家、ナイジェラ・ローソン。これまでにBBCや民放で何シリーズもの料理番組を成功させ、約20年間に渡りイギリス料理界に君臨している「女王様」的存在だ。

彼女の公式Youtubeチャンネルは、過去にテレビ放映した番組の一部が視聴できる。（現在の家ではないが）大きな自宅＆素敵なキッチンでの暮らしぶりが垣間見られるのも楽しく、またエレガントかつゴージャスな容姿とは異なる、案外大雑把で「バサバサ」料理する様子が視聴者の好感度を誘う。レシピはどれも簡単で分かりやすく、日々の食卓に適したもの。「これだったら私も作れそう」と思わせるのが、ナイジェラ様の魅力と言えるだろう。（自動生成の英語→日本語字幕で調理方法は理解可能）

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