天童木工とコラボした、サステイナブルな新ブランドをコクヨが設立

  • 編集&文:一ノ瀬 伸
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SDGs NEWS

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、17のゴールから構成される「誰ひとり取り残さない、持続可能な開発目標」。実践できる身近なSDGsのニュースをお届けします。

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昨年11月にお披露目したプロトタイプ。コクヨ東京ショールームでの展示風景。

コクヨが国産木材を活用する新たな家具ブランド、ユイモリを立ち上げた。森林資源を利用し家具や文具を手がける同社は2006年に、高知県内の四万十町森林組合とともに森林保護活動をスタート。地元住民と協力し、放置すれば荒廃していく人工林の間伐や植生調査を行ってきた。新ブランドでは、間伐材や国産木材を使用して家具を製作。将来を見据え分解可能な設計でリサイクルできる製品にする。技術面では、1940年創業の木製家具の老舗・天童木工がパートナーとして支える。

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第1弾となるラウンジチェアのイメージスケッチ。

YUIMORI(ユイモリ)

第1弾となるラウンジチェアは建築家でプロダクトデザイナーの芦沢啓治がディレクション。間伐したヒノキの合板を立体成型した。今春発売予定。
問い合わせ先/コクヨお客様相談室 TEL:0120-201-594

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※この記事はPen 2022年3月号より再編集した記事です。