LONDON ロンドン/イギリス
英国政府はホームレスのホテル宿泊などの策をコロナ禍直後に打ち出したが、終息の気配も見えぬいま、長く安定した宿泊施設の必要性が浮き彫りになった。そんな問題を解決しようと、モジュール型の支援住宅がハーリンゲィ地区に誕生した。
住宅開発会社とロンドン市、政府の三者が資金を提供した「オリーブモリスコート」は32戸の集合住宅。利用者は最大2年間滞在することが可能で、その間に生活を立て直す。1DK、24㎡の室内には生活に必要な機能がすべて揃い、光熱費は月額約5ポンドで収まるエコ住宅。こうしたモジュール型住宅が、今後のホームレス支援の定番となりそうだ。
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※この記事はPen 2022年3月号「メトロポリタン美術館のすべて」特集より再編集した記事です。