ランドセルで名高い土屋鞄製造所のサイトで目にして、「うわ!最高すぎる」としばし見入ってしまいました、この「雪だるまを運ぶバッグ」に。
ファンタジーの世界が現実になったような、懐かしい日本の原風景も漂わせる佇まい。
素朴な心を持った、洗練のプロダクト。
神田にある土屋鞄製造所さんの会社に近々伺う用事があるので、もしオフィスにあれば絶対見せてもらおう!と思いましたね。
心わしづかみの逸品です。
同社に所属する職人の松澤裕子さんが、<「運ぶ」を楽しむ>をテーマに制作した1点もの。
残念ながら商品ではありません。
特別オーダー受け付けたら売れるでしょうけどねえ。
なにせ私自身、意味もなく「ほしい」ですから。
機能が本格的で、防水加工レザーでファスナーは止水仕様。
内装は保冷バッグ用の素材。
縫い目で水漏れは防げないと思われるので本気のクーラーボックスではなさそうですが、
ラグジュアリーな化粧ポーチに使えそう。
パーティバッグとしてももちろん。
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そして<「運ぶ」を楽しむ>でもうひとつ、男心(少年心)の素敵すぎるプロダクトを発見。
「水切り石を運ぶバッグ」です。
手掛けたのは職人の難波 景さん。
製造の様子や河原で使っている様子は、以下のYoutube動画にて。
パンデミック以降の、アウトドアで遊ぶ気分。
ミリタリーの弾薬入れのようで、実は平和なウエストバッグ。
お気に入りを大切にする心。
いまの時代感覚がぜんぶ詰まってて、楽しくて仕方ないですね。
これも参考アイテム。
このバッグのサイトアップは2021年10月7日で、雪だるまは20年12月18日。
最新情報じゃありませんが、私と同様に知らない人も多いかと思い紹介させていただきました。
以下が直リンクです。
雪だるまを運ぶ
https://tsuchiya-kaban.jp/blogs/library/20201218
水切り石を運ぶ
https://tsuchiya-kaban.jp/blogs/library/20211007
ほかにも「スイカを運ぶ」「ワイングラスを運ぶ」など楽しいものがたくさん。
SDGs時代になり革製品業界はいま、変革のときを迎えてます。
それでも大量消費用でない、工芸としての製品づくりは続いていくことを願いつつ。
ファッションレポーター/フォトグラファー
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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