ユニークな体験でその存在に心を馳せる、「日本の窓」をテーマにした展示

  • 文:宮田華子
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LONDON ロンドン/イギリス

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Windowology at Japan House London - Photo Tadasu Yamamoto. Installation view at Open Space 2016 Media Conscious (NTT InterCommunication Center [ICC], Tokyo, 2016)

ステイホームの日々を通じ、室内と外界をつなぐ「窓」の存在に救われたのでは? ジャパン・ハウス ロンドンで開催中の『窓は文明であり、文化である』展(無料、開催中~2022年4/10)は、ユニークな視点で窓の可能性を追求する展覧会だ。

かつて京都にあった江戸時代の茶室で13の窓をもつ「擁翠亭(ようすいてい)」の入室可能な実寸大模型や津田道子による「内と外」の境界を錯乱させるインスタレーションなど、体感型展示が興味深い。歴史、建築、技術、カルチャー作品との関係を紹介するコーナーでは、窓の影響の広さと深さを再発見することができる。窓に対する印象がガラリと変わるかも。

www.japanhouselondon.uk

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※この記事はPen 2022年2月号「日本の建築、ここが凄い!」特集より再編集した記事です。