BEIJING 北京
中国
紡績工場の倉庫5棟を子ども向けスペースにリノベーションした「児童成長中心」が人気だ。再生を手がけたのは北京の女性建築家・張迪が率いる「waa未覚建築」。5種類の太さのパイプを建物に巡らせ、屋上と地面とを斜面でつなぐ。
SNSで評判となり、親子1組398元の入場料ながら週末には家族連れが行列をつくるほど。遊具で固定的な遊び方をするのでなく「自ら遊びを創造してほしい」と、張は語る。北京には旧工場などリノベ物件は多いが、これまでその多くはギャラリーなど大人をターゲットにしていた。この施設の人気により、今後は子ども向け施設へのリノベ活用事例も増えそうだ。
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