破棄された海洋プラが、名作チェアに変身

  • 編集&文:一ノ瀬 伸
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、17のゴールから構成される「誰ひとり取り残さない、持続可能な開発目標」。実践できる身近なSDGsのニュースを毎月お届けします。

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高機能オフィスチェアの代名詞であるアーロンチェア。フレームやチルトカバー部に海洋プラゴミからの再生素材を採用。各¥224,000〜

家具メーカーのハーマンミラーは2030年までにリサイクル素材の使用率を全体の50%にする目標を発表。その一環で、海洋プラスチックゴミをほぼすべての製品や梱包材に活用する。名作「アーロンチェア」の新色「オニキスウルトラマット」では機能はそのままに、シリーズで最も多い、1脚あたり1.13kgの海洋プラスチックゴミを原料に使用。また、約65年の歴史をもつ「ネルソンココナッツラウンジチェア」のシェルをグラスファイバーから環境に配慮したポリマー製に変えた。

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サステイナブルな素材で生まれ変わったネルソンココナッツラウンジチェア。各¥472,000〜/ハーマンミラージャパン www.hermanmiller.com/ja_jp

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