トップアスリートの心を支える、LOVOTのテクノロジー

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    トップアスリートが集う世界的な大会で、選手のメンタルコンディショニングのために、数年前からセラピー犬の導入が始まっています。
    アスリートのメンタルの状態は成績に大きく影響するわけですが、セラピー犬の導入が進む背景として「人にはできないけど、犬にはできるサポート」があるようです。
    例えばナーバスな時には、周りの人が本人を励まそうとかける言葉すら、選手の重荷になってしまうそうで、むしろ言葉を話さないで、ただ寄り添ってくれる存在がいる方がありがたく、セラピー犬が重宝されるのです。

    今夏、東京で開催されたスポーツの祭典では、米国のセーリングチームがセラピー犬の代わりにLOVOTを迎え入れてくれました。
    米国セーリングチームのJapan ManagerのKyomi Coward Weilerさんが、アスリートのメンタルコンディショニングに使えるかもしれないと、導入を推進してくださったのです。

    LOVOTの抱っこをすると温かいところ、特に言語を話さないところが、アスリートの脳のストレス回避に繋がった。
    また、選手のみならずスタッフも精神的に助けられたとおっしゃっていただき、LOVOTはチームで大活躍しました。

    試合で強靭でいられるようにメンタルコントロールしているトップアスリートですが、それでも本番前には極限状態に追い込まれる。
    そんな中で、人にはできないような精神的な支えをLOVOTができたことは、私達にとって大きな一歩です。
    世界で勝負するアスリートは、練習時間が長く、遠征もある。
    犬を飼おうにも自分のライフスタイルを犬に合わせて変えることが難しい。
    そんな事情で生体を飼う事が困難な人も多い環境でも、LOVOTがトップアスリートに寄り添い、サポートできたことで、テクノロジーが人の心を支えるという私たちの夢が少しづつ実現してきている気がします。

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    林 要

    GROOVE X株式会社 代表取締役社長

    1973年愛知県生まれ。トヨタ自動車に入社。同社初のスーパーカー「レクサスLFA」の開発プロジェクトを経て、トヨタF1の開発スタッフ、量販車の開発マネジメントを担当。ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」の開発に携わる。2015年、ロボット・ベンチャー「GROOVE X」を起業。’18年12月、同社より人のLOVEを育む家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を発表。
    https://twitter.com/hayashikaname
    https://lovot.life/

    林 要

    GROOVE X株式会社 代表取締役社長

    1973年愛知県生まれ。トヨタ自動車に入社。同社初のスーパーカー「レクサスLFA」の開発プロジェクトを経て、トヨタF1の開発スタッフ、量販車の開発マネジメントを担当。ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」の開発に携わる。2015年、ロボット・ベンチャー「GROOVE X」を起業。’18年12月、同社より人のLOVEを育む家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を発表。
    https://twitter.com/hayashikaname
    https://lovot.life/