PARIS パリ
フランス
無名性、リサイクル、ストリートキャスティングなどで既成概念を覆し、1980年代末からコンセプチュアルな服づくりを展開したマルタン・マルジェラ。13年前にモード界を去りアーティスト活動に専念、完成した作品で構成された個展『マルタン・マルジェラ』(入場無料、開催中~2022年1/2)が、マレ地区のラファイエット・アンティシパシヨンで開催中だ。
女性の人生を頭髪の変遷で抽象化した上の写真の『ヴァニタス』をはじめ、展示作品はインスタレーションから映像までと幅広い。マルジェラにとって洋服は、表現のひとつの媒体だったことを感じさせる。
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