圧倒的なテクノロジーと優れたデザインにより、コードレスクリーナー界のトップランナーであり続けるダイソン。最新機種Dyson V12 Detect Slimは、その名の通り“detect=検知”するための機能を備えている。
いままで掃除機をかけていて、きちんと掃除ができたかは目視で判断していたことだろう。ただ、本製品を使ってみると、綺麗に見える床にも思った以上に多くのホコリが残っており、見逃していたことに気付く。目に見えなかった微細なホコリを可視化することに加え、肉眼では捉えられないサイズのゴミまで液晶ディスプレイに表示し、掃除の結果を数値で示してくれる。自他ともに認めるダイソンフリークだという実業家の鈴木啓太が、パワフルでインテリジェントな本製品のインプレッションを語る。
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鈴木啓太がダイソン製品のヘビーユーザーになった理由とは?

鈴木が最初にダイソン製品を購入したのはずいぶん昔のこと。まだ実家で暮らしていた頃、旧式の掃除機の吸引力が弱く、これならむしろ掃除機ではなく箒と塵取りを使ったほうが効率いいのでは? とストレスを感じていたそうだ。
その後、ひとり暮らしを始めるタイミングでダイソンのCMに触れ、本当に吸引力が落ちないのか? という興味からダイソンの掃除機を使い始めた。
「ダイソンの魅力は、まず使いやすさ。それから吸引力が落ちないことです」
CMのデモンストレーション通り、パワフルな吸引力が持続するというダイソンの基本性能の高さは本物だった。それに加えてインテリアに調和し、壁に立てかけておけるスリムでスマートなデザインに惹かれ、現在では家の中にダイソンの掃除機が4台もあるという。

鈴木家では、特に誰が掃除をするのかは決まっていない。家事の中心を担ってくれているのは妻だが、もちろん鈴木自身も気付けば掃除機をかける習慣があるとのこと。
「掃除をすることは、意外と身体を使う仕事だと思います。でも、ダイソン製品は吸引力があるので自分自身がそこまで動かなくてもうまくゴミが取れる。製品自体は軽やかなのに、吸引力が強い。そしてパワーが落ちない」
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見逃していたゴミを可視化する、新たな掃除感覚
そんなダイソンを知り尽くした鈴木が、Dyson V12 Detect Slimの新機能の第一印象を次のように語った。
「困ったなという感じです。なぜかといえば、レーザーの光で床の汚れが見えてくる。そうすると、きちんと掃除して部屋を綺麗にしないと気が済まなくなりますよね(笑)」

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グリーンレーザーで目に見えないゴミを照らすダイソンの新機能


綺麗に見える床面も、実は目に見えないホコリが残っていることがある。Dyson V12 Detect Slimに搭載されている、最新のLaser Slim Fluffy™クリーナーヘッドは、レーザーが床上7.3mmの高さに設定されており、レーザー光を1.5度下向き確度で扇状に広げ、微細なホコリを照らして視覚的に浮き上がらせる。だから掃除すべき場所が正確にわかる。
Dyson V12 Detect Slimを使えば、これまでは見逃していたゴミやホコリを、レーザーの光によって見つけることができる。見えることによって気付かされ、掃除という行為に楽しさが加わる。
「これまで見えていなかったゴミを逃していたことに気付きました。こんなに綺麗になると、嬉しくなりますよね。家の中が綺麗になることは家族にとっても、自分の健康にとってもいいことです。子どもたちにも楽しんで掃除をしてもらえるのではないかという淡い期待もあります」
液晶ディスプレイに掃除の結果を数値で示す

さらに、床が本当に綺麗になったのかを確認するために開発されたのが、本体の吸気口に内蔵されたピエゾセンサーだ。
センサーで感知したゴミを独自のアルゴリズムによってμm単位のサイズ別に分類し、液晶ディスプレイ上に色分けされた棒グラフで表示される*2。リアルタイムでグラフが伸び、目に見えない微細なホコリまで吸引できたことがわかる。
また、新たにオートモード設定も追加、センサーで検知したゴミの量に応じて、吸引力を自動で調整してくれる。ゴミが多い時はプロセッサーが自動で吸引力を高め、素早くしっかり掃除ができ、ゴミが少ない時はパワーを抑え、バッテリー消費を抑えてくれる*2。
「最初はオートモードだということに気付かなかったんです。ただ、吸引の強さが勝手に変わっているなと。バッテリーの消費にも大きく関わってくるので、自動でゴミを見つけて吸引力を上げてくれる、この機能は素晴らしいですね」

鈴木が現在取り組んでいるのは、人間の健康を支えている腸内環境を整える事業だ。その研究開発の起点は腸内フローラと呼ばれる有効な細菌の状態を解析して可視化すること。これはDyson V12 Detect Slimが掲げた新機能と相通じる部分がある。
「吸引されたゴミの内容が分析されて液晶ディスプレイで見えることは画期的ですが、腸内環境も実は同じなんです。大事だとわかっていても実際にどうなっているのか知ることができなかったのが、テクノロジーを使うことでわかるようになってきています。実際に見えることがやる気にもつながるでしょうし、チェック機能にもなって人の行動を変えるひとつのきっかけになると思います」
Dyson V12 Detect Slimは吸引したゴミをリアルタイムで分析していくが、腸内細菌の調査をするには遺伝子解析のプロセスの複雑さから、現段階ではリードタイムに約1カ月が必要だという。
「どうすればすばやく調査結果を提示できるか? そのスピード感が人間の行動変容につながってくるので、新しい技術を用いて可視化しようとしています。将来的にはあらゆる家電製品のデータがつながっていくでしょう。その中に我々の腸内細菌の研究も組み込まれていくと面白いと思っています」

最後に、Dyson V12 Detect Slimで実際に掃除した印象を聞いてみた。
「ダイソンは間違いなく驚きを与えてくれるブランドなので、末永く使っていくと思います。自分たちが想像もしないような掃除のあり方を今回、見せていただきました」
微細なホコリを可視化するレーザーを搭載し、ゴミの量に応じて吸引力を自動調節。さらに掃除の結果を液晶ディスプレイに表示してくれるDyson V12 Detect Slim。最新のテクノロジーがもたらすのはゴミを効率的に吸い取るという物理的な事実だけではない。見えていなかったゴミが見えるようになり、掃除する喜びを実感できることで、人の行動をポジティブに変容させてくれるのだ。
問い合わせ先/ダイソン
Dyson V12 Detect Slimの詳細はこちら
*1 レーザーはフローリング用に設計されています。レーザーの有効性は、使用環境の光やゴミの種類、フローリングのタイプによって異なります。
*2 液晶ディスプレイに表示されるゴミの量とサイズは実際の使用状況により異なります。本機能はモーター駆動ツールでオートモードを使用するために最適化されています。記載されているゴミの例は、粒子サイズや密度が異なることがあり、複数のサイズに表示される可能性があります。10µm未満の大きさの粒子は検出されない場合があります。一般家庭での平均使用量に基づいた自社試験結果です。自社調査を基に、微細なホコリとは100µm以下のゴミと定義付けています。オートモード使用中に自社試験で定めたホコリの濃度の増加を検知した時のみ、自動で吸引力が強まります。