食べられるテイクアウト用容器が、 市民の意識を大きく変えていく

  • 文:葛西玲子
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多民族国家ならではの各国料理が安価に食べられるホーカーズ(フードセンター)はローカルっ子の台所。ここ数年は“マイ容器”を持参してテイクアウトする人も増えてきているが、使い捨てプラスチック容器の廃棄は社会問題のひとつである。

そんな問題を解決すべく、デザインユニットのフォレスト&ホエールが、小麦のふすまを原料とする食べられるテイクアウト容器を発表し、注目されている。現在、流通や販路の構築段階にあるが、廃棄物を減らすだけではなく、便利さに馴染み過ぎている市民のマインドセットを変えていこうという意欲的な取り組み。普及に期待したい。

https://forestandwhale.com

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