ロンハーマン千駄ヶ谷に、貴重な名作家具が集結!

  • 文:梶原博子
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ジャン・プルーヴェ(1901-1984)初期の作品「Tout Bois Chair」1940s

日常を豊かに彩るファッションや日用品、家具などを提案するライフスタイルブランド、ロンハーマン。この秋は、“モダニズム”をキーワードに、ミッドセンチュリー期に活躍した著名デザイナーの代表的な椅子にフォーカスしたイベント開催と、特別仕様のファニチャーの販売を行う。

2021年10月9日(土)〜10月31日(日)の期間、ロンハーマン千駄ヶ谷で開催される「ヴィンテージファニチャーポップアップイベント」では、12台のヴィンテージチェアを展示。ジャン・プルーヴェの初期のスタンダードチェア「Tout Bois Chair」、シャルロット・ペリアンのこだわりが随所に詰まった1950年代製の「NO.19」、スイスの建築家で、ル・コルビュジエの従兄弟のピエール・ジャンヌレによる「Office Chair Semi Easy」など、ナチュラルウッドをベースとしてつくられた貴重なヴィンテージチェアの数々が披露される。デザイナーたちが生きていた時代の空気を纏う名作家具は、経年によって生まれた深い味わいがあり、これらの椅子が辿ってきた背景に思いを馳せずにはいられない。

また10月9日(土)から、ロンハーマンがセレクトした「knoll(ノル)ベルベッドフルカバーダイヤモンドチェア」が二子玉川店と六本木店で販売される。彫刻家のハリー・ベルトイアがミッドセンチュリー期にデザインした金属ワイヤーによる座面が象徴的な「ダイヤモンドチェア」。今回、ベースとなるフレームは、シルバー、ホワイト、ブラックの3色から選べ、ファブリックはknoll社の中でも最高峰のベルベットを採用。どんな空間でもマッチする汎用性と存在感を念頭に、アームx カバーの相性を検証し、「ベージュカバーx ホワイトアーム」「グレーカバーx シルバーアーム」「ブラックカバーx ブラックアーム」の三種類を用意。また、発売と同時に20 色あるベルベットとアーム3 色の中からお好みの組み合わせでオーダーすることも可能だ。ロンハーマンで、秋の装いをチェックしつつ、モダニズムが香るデザイナーズチェアの魅力に触れてみてはいかがだろうか。

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シャルロット・ペリアン(1903-1999)「NO.19 」 1950s

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ピエール・ジャンヌレ(1896ー1967)の「Office Chair Semi Easy」1950s

イエローのビニールレザーはオリジナルの状態で残っているため希少性が高い。

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ロンハーマンがセレクトしたアームとファブリックを組み合わせたハリー・ベルトイヤによるデザインのチェアの特別仕様「Knoll ベルベットフルカバーダイアモンドチェア」¥452,100~¥459,800

『ヴィンテージファニチャーポップアップイベント』

開催期間:2021年10月9日(土)〜10月31日(日)
ロンハーマン千駄ヶ谷店
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-11-1
https://ronherman.jp/