新食感のとろけるタルトは、 独自開発のチーズがカギ

  • 写真:河内 彩
  • 文:下井美奈子
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カーサ デ フォンデュ ¥900。タルト2ピースと季節のフルーツが添えられたプレート。その他テイクアウト用に、直径12㎝のタイプ(¥2,500)も用意。

バスクチーズケーキブームの火付け役になった「ガスタ」。その姉妹店が、チーズスイーツ専門店として今夏に誕生した。看板メニューの「カーサ デ フォンデュ」はバスク地方のサン・セバスチャン郊外にある1つ星レストラン「スべロア」のチーズタルトの味を再現。ブルーチーズを上品に効かせ、とろっとした食感とチーズのコク、軽い塩気がクセになる逸品だ。

このチーズケーキの味を再現するためにこだわったのが、ベースとなるフロマージュブラン。北海道の美瑛放牧酪農場で育ったストレスフリーの乳牛から搾るミルクを使用し、同店のために特別に開発されたもの。イートインだからこそ味わえる、とろけるテクスチャーは「生ではなく、かたちをとどめるギリギリの焼き加減で、トロトロの状態に仕上げました」と、戸谷尚弘シェフ。サクッと軽やかなタルト生地の香ばしさは、食感と風味のアクセントに。大人が喜ぶ、クセになる味わいだ。

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店内は船内をイメージ。カウンター席で、カーサ デ フォンデュやチーズアイスを楽しめる。

カーサ デ ガスタ
Casa de Gazta

住所:東京都港区白金1-14-3 1F
TEL:03-3473-7495
営業時間: 9時~18時30分L.O.
無休
https://valuet.co.jp/maison-b/casadegazta

※新型コロナウイルス感染防止の諸事情により、営業日時や販売期間が変更になる場合があります。

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