なめらかそうなファー素材の質感が伝わってくるこの写真。秋から冬にかけてこんなモフモフ毛布あったら気持ちよさそう……。なんて思う人も多いかもしれない。
しかし驚くなかれ、これは毛布ではなく本物の犬。しかも顔面! スペイン・メノルカ島で暮らすテレサ・モール=アルギムバウさんの愛犬、ハーヴェイ君の顔を撮影した写真なのだ。
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特にシワの多い「シャー・ペイ」犬種のハーヴェイ
2020年10月9日、テレサさんが飼っているシャー・ペイ(中国広東省原産の闘犬用犬種)のクロエが3匹の子犬(ルイ、ドナ、ハーヴェイ)を出産。3匹の内、誕生時から「シワシワ」ぶりが顕著だったのが、雄犬のハーヴェイ。ハーヴェイは他の2匹より体が小さかったものの、テレサさん一家と母犬クロエの愛をたっぷり受けてすくすく成長した。
テレサさんはそんなハーヴィイにメロメロ。メトロ紙の取材に対し「私はこの子のシワと(モフモフの)肌にすっかり魅了されてしまいました。すごく柔らかくて、シワもとてもきれいなんですよ」と親バカぶりを発揮したほほえましいコメントをしている。
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テレサさんはInstagramアカウント「@harvey.thesharpei」を開設。写真から、3匹が少しずつ大きくなっていく様子、そしてドナとルイを里子に出した時の寂しい気持ち、その後のハーヴェイの暮らしぶりが伺える。
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シワが多いことで、手術を繰り返すことに
成長とともに、特に顔面のシワとたるみがより深くなっていったハーヴェイ。
チャームポイントであるモフモフ・くしゃくしゃ感はアップしたものの、ハーヴェイにとってはこのシワは良い事ばかりではない。シワとシワの間が深いため水分がたまりやすく、皮膚感染症を誘発する原因となってしまうからだ。
「ママ」であるテレサさんは、2日に1度、ハーヴェイのシワとシワの間の水分をていねいにふき取るケアをしている。しかし特に目の周りの炎症が悪化してしまい、ハーヴェイはほとんど失明状態に。
しかしハーヴェイは何度も辛い手術を耐えぬき、無事視力は回復したそう。
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いまではすっかり回復した様子のハーヴェイ。テレサさん一家、そして母犬クレアとともに、元気に暮らしている。
ハーヴィイの成長記録は、現在もテレサさんのインスタグラムで見ることができる。犬好き、シャーペイ好き、モフモフ好きはぜひチェックしてみてほしい。
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【動画】よちよち歩きを始めた毛布犬
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