映画史に残る伝説的なスターから、超意外なあの人まで、日本のスニーカーに恋をした古今東西のセレブリティ。愛用シューズとともに紹介しよう。
Jared Leto(ジャレッド・レト)/俳優、ミュージシャン
トレードマークは、ミッドカットに黒レース

2016年公開のアクション映画『スーサイド・スクワッド』でジョーカーを演じた俳優・ミュージシャンのジャレッド・レト。プライベートではもっぱら「メキシコ ミッドランナー」を愛用中。クラシックレザーによるヴィンテージ風の表情が特徴的なモデル。1964年につくられた、東京オリンピックの日本代表選手用トレーニングシューズがベースとなっている。シューレースをブラックに変更するのが彼流のスタイル。
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Quentin Tarantino(クエンティン・タランティーノ)/映画監督
ブームを巻き起こした、張本人ももちろん愛用。

大の日本映画マニアであり、同時にカンフー映画マニアでもあるクエンティン・タランティーノ監督。03年公開の映画『キル・ビル』でブルース・リーへのオマージュを込め、主演のユマ・サーマンにオニツカタイガーの「タイチ」を履かせたことはあまりにも有名だ。タランティーノ本人も、イエローにブラックストライプの同モデルを度々着用している。
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Chun-Li(チュン・リー)/武道家
日本のスニーカーが最も似合う、人気のゲームキャラクター

カプコンの対戦格闘ゲーム「ストリートファイター」のシリーズ30周年と、「ストリートファイターV アーケードエディション」の発売を記念し、18年に人気キャラクターのチュン・リーがオニツカタイガーとコラボレートした。「メキシコ 66 SD」の“タイチイエロー×ブラック”カラーを着用し、ブルース・リーへのオマージュももちろん忘れない。
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Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)/アーティスト
堅苦しさを嫌った、伝説のアーティストもお気に入り。

ボタンダウンシャツにデニムパンツ、足元にはスニーカーというラフなスタイルで、堅苦しいアーティスト像を鮮やかに打ち破ったアンディ・ウォーホル。日本や日本文化に対して特別の関心を示さなかったウォーホルだったが、オニツカタイガーのスニーカーはお気に入りだったようだ。モデル名は不明だが、アメリカ向けに販売された、3層ソールのモデルを着用。
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Prince William(ウィリアム王子)/ イギリス王室王子
日本が誇るスニーカーは、英国王室にも響いた。

英国ロイヤルズの一員、ウィリアム王子は、オニツカタイガー定番シューズ「メキシコ 66」を愛用。かなりお気に入りなのか、ソールの具合やレザーの風合いを見ると、長年大事に履き込んでいるように見える。英国の未来を背負って立つ王子の足元に、イギリスブランドを差し置いて、日本のオニツカタイガーが選ばれるとは、なんとも感慨深い。
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Freddie Mercury(フレディ・マーキュリー)/ミュージシャン
圧倒的ステージを支えた、軽やかな競技用シューズ

常に極限まで身体のラインを強調した、タイトなステージ衣装を愛用していたフレディ・マーキュリーは、足元もソールが薄く、素足のような感覚で履けるスニーカーがお気に入り。50年代から製造されていたレスリングシューズを、色違いで2足着用。俊敏な動きにもしっかりと対応可能なレスリングシューズなら、どんなにパワフルなパフォーマンスをしても安心だ。
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Bruce Lee(ブルース・リー)/武術家、俳優
あまりにも有名な、全身黄色と黒の出で立ち。

ブルース・リーはプライベートでオニツカタイガーのスニーカーを愛用していたが、彼の遺作となった映画『死亡遊戯』では、オニツカタイガーにインスパイアされたスニーカーを採用。映画を一度も見たことがなくても、このイエローのトラックスーツにイエローのスニーカーを合わせたアイコニックな姿は、誰しも脳裏に焼きついているはずだ。