リーズナブルな京都の最新ホテルは、「暮らしの道具」を自由に選べる新サービスが魅力

  • 文:小長谷奈都子
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「デラックス3ベッドルームジャパニーズスイート」は、和室を備えた84㎡の部屋。

多彩なスタイルの宿が次々登場する京都に、また気になる一軒が誕生した。リビングやダイニングキッチンを備え、家族や仲間と暮らすように滞在できる「アパートメントホテル ミマル」の新シリーズ第1弾となる「MIMARU SUITES 京都四条」だ。

“suite(=スイート)”は、英語でひと続きや一組を意味し、ベッドルームにリビングルームなど他の部屋が続く広々とした部屋のこと。その名前のとおり、計37の全室が2ベッドルーム以上のスイートタイプであることが最大の特徴となる。客室は50〜98㎡というゆったりした造りで、ベッドルーム、リビング、ダイニングキッチンに分かれ、浴槽付きバスルームとは別にシャワールームと、トイレ2据(すえ)を設置。2〜3世帯での家族旅行や友人同士での旅行でも、バスルームの使用や就寝時間に気を使うことなく、寛いだ時間を過ごせる構造となっている。リモートワークが進むこの時代、ワーケーション利用にも最適だ。

さらに、この広さとレイアウトで、1室の1泊料金が平均約5万円という手頃な料金設定も大きな魅力。各室の定員は4〜6名で、12歳以下の子ども2名まで添い寝が無料。宿泊料は人数に応じて変わらないため、大人数で泊まるほど、ひとりあたりの宿泊料が安くなる。

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さらに、もうひとつの大きな特徴は、日本の手仕事のセレクトショップ「川端滝三郎商店」や、生活道具や日用雑貨を扱う「倉日用商店」という京都の“目利き”が集めた道具を自由に試せること。ロビーの「みまる道具店」にはふたつのショップから厳選した暮らしの道具が並び、宿泊客はそれらを実際に客室で使うことができるのだ。

京都の中心地で、気に入った道具をあれこれ試しながら、暮らすような滞在を叶えてくれるこのホテル。新しい旅のカタチを体験したい、そんな人はぜひお試しを。

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「デラックス2ベッドルームジャパニーズスイート」は、畳や障子など和の雰囲気が落ち着く空間。

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「プレミアム2ベッドルームジャパニーズスイート」は、「川端滝三郎商店」が客室全体の道具を見立てたコンセプトルーム。ヨーロッパのアンティークソファなど、道具と調和する家具をコーディネート。一部客室には照明一体型プロジェクター「popln Aladdin」を導入。

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「川端滝三郎商店」のお店を再現したような「プレミアム2ベッドルームジャパニーズスイート」の一角。客室内の道具はすべて自由に使うことができる。

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お茶、コーヒー、お酒、鍋、寿司の5つの道具セットから好きなものを選べる道具セット付きプランも。

MIMARU SUITES 京都四条

京都府京都市下京区烏丸通松原上ル東側因幡堂町717-1
TEL:075-366-2490
https://mimaruhotels.com/jp/hotel/suites-kyoto-shijo/