BEIJING 北京
中国
1999年にスターバックス中国1号店が上陸して以来、チェーン店によるセカンドウェーブが北京を席巻していた。その流れが、ここ2年ほどで大きく変わった。個性的なカフェが続々と開店し、サードウェーブコーヒー店にブームが移ったからだ。
現在、注目されているのはコスパと、空間などのデザインセンス。デザイン事務所が経営に参画する「B.A.E.CAFE」は今年春の開店ながら、グアテマラ産コーヒー豆を使用したラテが20元、3種類の豆から選べるハンドドリップコーヒーが25元と、コスパもいい。8種類のエコバックやマグなどオリジナルのデザイングッズも豊富で、頭ひとつ抜けている。チェーン店からの人材流入も続くサードウェーブ。今後の動きに目が離せない。