老後20~30年間で2,000万円が不足するという「老後2,000万円問題」に不安を抱える人もいるだろう。この対策の一つとして「投資」がある。
自由国民社は8月3日、書籍『誰でも学べば一生役立つ 投資の基本技術』を刊行した。著者の田向宏行(たむかい・ひろゆき)は50代の専業投資家。会社経営の合間に1989年から投資を開始している。
一口に「投資」といっても、株やFX、米国株、金、暗号資産、先物などさまざまあり、それぞれの特徴を把握するのも難しい。本書はそれらに共通する投資の基本を学べる。
金融商品はそれぞれ、マーケットの規模や市場取引のルール、取引時間帯などは異なる。しかし、売り手と買い手がいて市場で値段が動くというメカニズムは共通している。金融商品が変わっても、「価格差」から収益を得る投資(トレード)の基本はみな同じだ。
本書はこのような投資のメカニズムだけでなく、投資で成功するための考え方や儲かる仕組み、値動きの分析方法や戦略など、あらゆる投資に活かせるエッセンスが詰まっている。投資に興味がある人はもちろんのこと、すでに投資を始めている人も学びの多い一冊となるだろう。
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