東京という都市の文脈に息づく現代アートを、世界に向けて発信するプロジェクト「アートウィーク東京」が11月4日から始動する。アートウィーク東京は、日本のコンテンポラリーアートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介する4日間のアニュアルイベントだ。
2022年の本格ローンチを目指し、今年はプレイベントとして開催される。本イベントでは、東京のコンテンポラリーアートシーン形成に携わる美術館や画廊50カ所をつなぎ、アートバスで回遊することで鑑賞のためのインフラを整える。アートバスの中では、アーティストの作品が待ち受けている。
また、オルタナティブなアート教育を担ってきた非営利グループ、アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT)による、日本の現代アートの美術史的文脈や対話に焦点を当てたオンラインのトークシリーズなども実施。こちらは一部をバイリンガルプログラムとし、日本のアートに関する学びのコンテンツを国内外に向けて9月より配信する。アートのビギナーからプロフェッショナルまで、より広い鑑賞者層に新しいアートアクティビティの体験を提供していく。
『ART WEEK TOKYO』
開催期間:2021年11月4日~11月7日
開催場所:東京都内50以上の美術館、ギャラリー
https://www.artweektokyo.com
※開催日時・内容などは変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。