オールホワイトの別注スーパースター、いまならアディダス公式サイトでお買い得!

  • 写真・文:高橋一史
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この夏に購入したショップ別注オールホワイトスーパースター。アメリカのLAっぽい気分で撮影。

いまや時代はジェンダーレス、と言われるものの、男性が関心を持つアイテムは “メンズ” と定義されたものだけなケースがまだ大半のようです。
趣味嗜好はその人の自由とはいえ、ときに女性向けに登場したアイテムの面白さを見逃してしまうのはもったいなく思うときもあり。

今回ご紹介するアディダス「スーパースター」もそんなひとつ。
レイビームス(ビームスのレディスセクション)の別注品で、外観が真っ白でアメカジ感を消し去ったモダンさ。
本体が光沢のあるガラスレザー(樹脂加工した固めの本革)なのがいいんです!
丈夫で汚れがつきにくく、水濡れに強いから白でも気軽に履ける。
ヒールカウンターとサイドのスリーストライプがクロコダイル型押しの本革で、白ですから爬虫類感は薄くアッパーに軽く動きを与えている程度の印象。
全体的によくできた仕上がりなんです。

このモデルの発売は今年の2021年4月で、このときから気になってました。
実はレディスのブランドやショップが大手スポーツブランドと別注モデルをつくるとき、たいていフルサイズ展開します。
足の小さな女性用から大きな男性用までずらりと揃える。
クリーンで上品なアイテムを好む男性は、むしろ人と被らない(男同士なら)一足を入手できるいい機会。
とくに男子学生と被る率がグッと減りますから、大人ならではの足元になれるメリットは大きいです。

コラボの動きを日頃からチェックすべきレディスは、エミ(emmi)、クラネ、イエナ、ミラオーウェン、マウジー、ビームスボーイあたり。
どれも駅直結の商業施設に入ってます。
店に行きにくくてもネット購入できることが多いので目を光らせましょう。

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靴紐がコットンタイプのMYスーパースター。製品についてたのがテカテカのポリエステル紐で、好みでなかったため手持ちの紐と交換。靴紐交換は毎度のことです。

とはいえこのスーパースターを購入したのは、アディダスの公式ECサイトで値引きされてた7月。
ダッドもハイテクも90年代も飽きてシンプルなローテクタイプに気分が流れてましたから、スーパースターはちょうど良かったのですが(つま先にボリュームがあり、旬のゆったり服にも合う)、真っ白スニーカーはほかにも持ってるもので。
ほしかったものが安く買えると、ついポチってしまう悪いクセが抜けきれず……。
でも結果、とても気に入ってますよ、流行に関係なく長く履けますし。
ただ60年代にデビューしたバスケットボールシューズですし機能改良も見られませんから、現代の高機能スニーカーと比べるとクッション力も歩きやすさも劣ります。
長く歩き続ける一日に履くのは躊躇しますねえ、でも普段使いできるカワイイ奴です。

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インソールがミントグリーンなのは、レディスショップならではの色センス。この爽やかさが心地いいのです、私には。

さきほどアディダスの公式ECサイトを見たら、まだセール販売されてることが判明。
¥14,500(税込)→ ¥10,780(税込)。
サイズがびっちり揃ってるのがさらに驚き。
「店頭在庫のみ」サイズが多いものの、サイズ欠けなしは不思議です。
売れなかったんですかねー、いまスーパースターに興味持つ人は少ないんでしょうか。
オールホワイトの地味さが好まれないのか。
流行がまだローテクタイプに戻ってないのか。
一般女性の足元にはつま先がゴツすぎるのかもしれません。
男性なら狙いめだと思いますので(合うコーデを思いつく女性も)、下記の販売ページの直リンクをチェックしてみては?

https://shop.adidas.jp/products/GZ3096/

All Photos © KAZUSHI

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。