日々続々と登場する、魅惑のスニーカーの数々。ここでは、その数多あるスニーカーの中から、今季の鉄板ともいえるブランドの注目のモデルをピックアップした。
独特のレザー使いが特徴のエンダースキーマの定番シリーズ「manual industrial products」から新作が登場。緻密なストライプのエンボスレザーやスエードなど、さまざまな種類や加工によるレザーで各パーツを構築することで、ワントーンのベジタブルタンニンレザーに奥行きをもたらせている。まさに職人の手仕事が感じられるレザーシューズは、リペアやトリートメントを施しながら長く付き合いたい一足だ。
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ナイキがサステイナブルな取り組みの中で開発した一足「ナイキ クレーター インパクト」。廃棄物を主な素材の原料としており、リサイクル素材を重量の25%以上使用。また、刺繍のスウッシュロゴ、無駄のないオーバーレイ、クレーター状のミッドソールなど、従来の方法と比較して製造において廃棄物が少ない点も注目に値する。カラフルなチップが散りばめられた独特のソールが、ストリートな装いにもぴたりとハマるだろう。
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テクニカル素材を使用した、鮮やかな配色のスニーカー。ゴム入りのファンシーなコットンの靴紐や、タンにコントラストを付けたA.P.C.ロゴのジャカード、踵の切り替えなど細部にまでつくりこまれた遊びが、見事に調和している。質素になりがちな夏のコーディネートに華やかさを取り入れたければ、こんな一足が効果的だ。
圧巻なのは、アウターソールまで大胆に伸びた存在感のあるオニツカタイガーストライプ。履き口まわりと甲の部分にはフォームが施され、足を包み込むような快適な履き心地を実現、デザインアクセントととしても効いている。アッパーはスエードやテクニカル素材など同色の異素材の組み合わせで構成され、奥行きのある表情を演出。足元に重量感をもたせた、ストリートテイストを楽しみたい。
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ニューバランスから、90年代にリリースされた競技者向けバスケットボールシューズを復刻した「BB550」が登場。「550」は、人気ファッションブランドとのコラボモデルも登場したばかりで、近年のバスケットボールシューズブームがうかがえる。こちらは快適な履き心地を実現する足馴染みのいいレザーアッパーをホワイトベースのカラーで彩った公式ストア限定カラーだ。
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ミリタリーテイストのシンプルなスニーカーは、ビズビムのスポーツラインから。アッパーは、国内で染めとキルティングを行ったコットン・ナイロン生地。8割以上がナイロン糸という、軽さ・強度を持ちつつ合繊の光沢感を抑えた綿ライクなファブリックだ。そこにスウェーデン製のスエードやイタリア製レザーを使用したコンビネーションが、ほどよい品をもたらしている。カジュアルにもジャケットスタイルにも幅広く合わせられる一足だ。