旅先がアトリエでもあったフジタ、 そのインスピレーションの源をたどる

  • 文:川上典李子
Share:
TKS-5.jpg
レオナール・フジタ『メキシコに於けるマドレーヌ』1934年 京都国立近代美術館 © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR,Tokyo, 2021 B0547

【Penが選んだ、今月のアート】

1913年に26歳で渡仏し、パリ画壇での地位を築いたレオナール・フジタ(藤田嗣治)。南米の空気を求め4番目の妻マドレーヌ・ルクー(右の作品)と旅に出たのは31年、中米、北米にも足を運んだ。日本各地を巡った後には中国、東南アジアへも。異国の文化との出合いや新たな視覚体験は、画家にどのような色彩の変遷をもたらしたのか。生涯の旅路とともにフジタ作品を鑑賞できる。

【関連記事】

新たなスタートを切った、原美術館ARCの初展覧会

安藤忠雄が語る、イサム・ノグチ像とは?『イサム・ノグチ 発見の道』展

『コロナ時代のアマビエ』プロジェクトに川島秀明の作品が登場

『フジタ-色彩への旅』

開催期間:開催中~9/15
会場:ポーラ美術館
TEL:0460-84-2111
開館時間:9時~17時 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:無休
料金: ¥1,800(税込)
https://polamuseum.or.jp/sp/foujita/chapter

※臨時休館や展覧会会期の変更、また入場制限などが行われる場合があります。事前にお確かめください。