【Penが選んだ、今月の音楽】
2018年のデビューEPでクラブ/インディ・シーンの注目を集めた、US西海岸シンセ・ポップ・ファンカーの第1作。アヴァランチーズの客演返しが実現した4つ打ちフレンチ・ディスコを皮切りに、煌びやかな80sダンス・ファンクや甘美なディスコ・ブギーなど、キャッチーでチアフルなダンス系エレクトロ・ポップが目白押し。身体の先天的障害のため気道が短く、少年のような声質の歌声なのだが、それもチャーミングな聴き心地を醸成する。ボーナストラックとしてデビューEPの全5曲を収める値打ち盤。
エレクトロニック・ミュージック界の寵児が手がけた、電子音にギター・リフが重なる神秘的かつ官能的な音世界