米国で流行中! 子どもの性別を発表する「ジェンダーリビールパーティ」とは何ぞや?

  • イラスト:山崎真理子
  • 文:鈴木希実
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調査会社IBISワールドによると、アメリカではパーティグッズ産業の市場規模が約170億ドル(約1.8兆円)といわれ、あらゆる機会がパーティの対象となる。結婚式や誕生祝いはもちろんのこと、多様な宗教や文化慣習にまつわるイベント、新居お披露目のハウスウォーミングパーティ、スポーツや授賞式のビューイングパーティなど、枚挙にいとまがない。なかでも近年登場し、存在感を増しているのが、生まれてくる子どもの性別を発表する、ジェンダーリビールパーティだ。規模はさまざまであるが、ユニークなのはその発表方法。生まれてくる子どもの性別が女であればピンク、男であればブルーという色を使い、ケーキに入刀して現れるクリームの色や、風船を割って舞い上がる紙吹雪の色で明らかにするというもの。グッズの種類も増え、火を付けると鮮やかな炎を灯すキャンドルや、クルマのタイヤに装着し回転による摩擦でカラフルな煙を吹き出すパケットなども販売されている。