J-WAVE「STEP ONE」の特別番組「Pen TALK ABOUT EIICHI OHTAKI」。本日3月18日(木)のゲストとして登場したのは、ロックシンガーの佐野元春だ。1981年に、ナイアガラ・トライアングルのプロジェクトで大滝詠一と共演を果たした佐野。その当時の印象について「とても面白い人で、ポップ音楽を愛した人」と佐野は追憶する。「音楽だけでなく、世の中のあらゆることに好奇心をもっていて、そういう姿勢が普遍的かつ永遠に人々の心に残るポップ音楽を数多く生み出してきた要因だったのではないか」と語る。
同年に発表された佐野の代表曲のひとつである「SOMEDAY」の誕生にも、大滝の存在が大きく影響しているのだという。「大滝さんがレコーディングをしていたスタジオに赴き、大きなヒントをいただきましたね。この楽曲はウォール・オブ・サウンド(フィル・スペクターが1960年代前半に開発した、音圧を上げるための音楽制作手法)の影響を受けて制作したのですが、どうやって完成すればいいのかわからずにいたところ、制作現場を見てこうすればいいんだとわかりました」
また、大滝とのセッションの中で最も印象に残っているのは、『ナイアガラ・トライアングル Vol.2』に収録された佐野の作詞・作曲による「彼女はデリケート」だ。「当初はフェイド・アウトで終了するつもりでいたのですが、大滝さんに聴いていただいたところ『佐野くん、ロックンロールはカット・アウト(唐突に音を終わらせる手法)だよ!』と言われ、その場で変更しました」
そのため、佐野が選んだ大滝の一曲はロックンロールな楽曲「あつさのせい」。
「大滝サウンドと言うと『ロング・バケイション』のような煌びやかなポップ音楽というイメージをもっている人も多いかもしれないけど、実は大滝さんはロックンローラーなのです」
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ラジオ局J-WAVE(81.3FM)で毎週月〜木、朝9〜13時OAする情報エンタメプログラム「STEP ONE」。ナビゲーター サッシャと増井なぎさが、働く人に役立つ情報と仕事が捗るGOOD MUSICを届ける。
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「STEP ONE」「Pen TALK ABOUT EIICHI OHTAKI」
放送日時:2021年3月15日(月)~3月25日(木)の月曜~木曜 11時20分~11時30分頃
内容:Pen 4/1号『大滝詠一に恋をして。』とコラボレーション。
毎回、スペシャルゲストが登場し、大滝詠一のお気に入りの1曲を紹介しながらその想いを語ります。
Radikoでこちらから聴くことができます。
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※聴取期限はOAから1週間以内
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