新型コロナウイルスの影響で、世界中の国々が渡航や外出を制限する中、日本でも政府や自治体からの呼びかけによって、自宅で仕事をしたり、休日を過ごしたりする人々が増えている。

以前のように気軽に旅をすることができない状況下、スイスの腕時計ブランド、スウォッチが面白い企画を立ち上げている。2020年4月1日から4月30日まで、ウェブ上での「バーチャルツアー」を実施しているのだ。世界30都市の中から行き先を選び、インスタグラムを介して旅行を疑似体験する試みである。

インスタグラムで「@swatchtakesmetoCITY（※CITYのところに都市名を入力する）」を検索すると、スウォッチがつくった各都市のアカウントにアクセスすることができる。それぞれのアカウントは、フォロワーがその都市を旅している気分に浸れるようなオリジナルコンテンツを、4月30日まで順次公開。行き先にはパリやニューヨークなど、観光地として定番の都市の他、人類がいまだ足を踏み入れたことのない「火星」まで含まれているのが面白い。

バーチャルツアーは出発したばかり。これまでに公開されているコンテンツ数はまだ少ないが、気になる都市をフォローして、30日間の仮想旅行を楽しんでみてはいかがだろうか。