スティーブ・ジョブズがこの世を去った後、次にブレイクするのはイーロン・マスクであり、彼が率いる電気自動車会社、テスラだと注目を集めた。が、なかなか勢いが出ない。ジャーナリストでテスラでの勤務経験もある著者は、綿密な調査を基に同社の軌跡を追う。成長を妨げる大きな障壁のひとつは、石油業界の抵抗だ。環境を考えれば電気自動車への移行が望ましいとされる中、産業界の既存の枠組みを壊すことの難しさが伝わる。
3万5000人が訪れた「東京アートブックフェア2019」、本と出合う面白さを、森岡督行さんと体感しました。
Pen最新号「ルイ・ヴィトンとヴァージル・アブロー」の中で、書きたかったけれど書けなかった本の話