5月23日(木)、日本上陸40 周年を祝して、アメリカを代表する老舗ブランド「ブルックス ブラザーズ」のランウェイショウが行われました。
記念すべきショウの会場となったのは、新緑まぶしい明治神宮外苑の室内野球練習場。野球のフィールドを模したダイヤモンドが設えられ、500人を超えるゲストがその周囲を埋めました。集まったのは、長年の顧客からファッション誌をはじめとするメディアやジャーナリスト、そしてミュージシャンのMIYAVIや女優の三吉彩花らセレブリティまで。会長兼CEOのクラウディオ・デル・ヴェッキオが見守るなか、ブルックス ブラザーズが日本に上陸した1979年のヒット曲に乗せて、最新のコレクションである2019年秋冬シーズンのメンズ&ウィメンズ計61ルックが披露されました。
時は折しも、ドナルド・トランプ米大統領の初来日を間近に控えたタイミング。ブルックス ブラザーズといえば、トランプはもちろんのこと前任のオバマやケネディ、ルーズベルト、リンカーンまで歴代の米大統領が愛用してきたブランドです。このタイミングでショウが行われたのも、偶然以上の縁を感じさせます。しかも会場は40年前にオープンし、当時から現在に至るまでまったく同じ場所にある「ブルックスブラザーズ青山店」からも近い場所。デル・ヴェッキオ会長兼CEOはショウ開催に当たって「日本における長き成功の歴史を誇りに思います。伝統を尊重し、革新を称えるという日本らしい伝統を分かち合いたい」とコメントしました。日本と米国の深い結びつきが、老舗ブランドとの関係でも広く示されたと言えるでしょう。
Penの2018年 10/15号、 「ブルックス ブラザーズから始まった定番スタイル やっぱり、アメトラでいこう。」特集はこちらから。
●ブルックス ブラザーズ ジャパン TEL:0120-185-718