メガネをかけていればインテリ、という見方はちょっと古いかもしれませんが、クリエイティブな人たちの目元を彩るアイウェアには、いつの時代もセンスのよさが滲むもの。ドイツで約20年続く「ウルフギャング プロクシュ」もそんなアイウェアブランドのひとつです。愛用者を遡っていくと各国のミュージシャンや俳優などのセレブリティだけでなく、ジル・サンダーに代表されるデザイナーらも名を連ねます。デザイナーのプロクシュ自身、老舗メゾンのアイウェアデザインも請け負っていたという来歴さえもつ生粋の実力派ブランドです。
そしてこのたび、「ウルフギャング プロクシュ」の日本での窓口となったのが国産アイウェアの雄、フォーナインズ。いまも変わらずプロクシュ本人がデザインしながら、フォーナインズ監修のもと製造したことで、そのものづくりはより先鋭的になっています。5月より本格展開されるコレクションは「アイコニック」、「シグネチャー」、「アーバン」の3シリーズで構成され、サングラスを含む全19モデルをラインアップ。無駄のないフォルムの中にさりげなくのぞく曲線美と高いフィット感は、工業大国・ドイツのプロダクトデザインの真髄を感じさせます。これ見よがしな装飾はなくとも品格を醸すアイウェア。掛けるだけで、確かに表情を知的でハイセンスに彩ってくれるのです。
ローンチに際して制作されたプロモーションムービー。プロダクトデザイン同様に、古典的なモダニズムを随所に感じられます。