ソールまで真っ白なスニーカーの上に、大胆にまたがっているのはトカゲの図案。古代の洞窟に描かれた壁画のごとくグラフィカルで、画家エッシャーの絵画作品のようでもあります。フランスの定番キャンバススニーカー「スプリングコート」が、アートなフェイスを纏って新登場しました。同国のファッションブランド「アニエスベー(agnès b.)」とのコラボモデルです。
スプリングコートは1960年代に広く人気を獲得した、36年創業のシューズブランド。今回のコラボモデルのベースになった「G2」が、代表的な一足です。もとはテニスシューズで、ジョン・レノンが愛用したことでも知られています。デザインの大きな特徴は、ソールに開けられた4つの穴。汗で湿った内部の空気を外に逃がし、蒸れを解消する画期的な構造でした。カップインソールもクッション性が高く、履き心地のよさに定評があります。イマどきのルーズな服装と相性がいい、まるみのあるフォルムも、注目すべき特徴のひとつです。
懐かしくも新しいこのスニーカーを、アニエスベーはアイコニックなトカゲで飾りました。トカゲがスニーカーの形に沿って立体的になり、別モノのように印象を変えています。色は白と黒があり、ソール裏も通常の茶から白黒に変更されました。男女共通のユニセックス展開となるこのモデル、プリントTシャツ感覚で気軽に足を入れて、春夏の軽快なスタイルを楽しみましょう!
スプリングコート 公式オンラインストア
www.springcourt.co.jp