脳みそが瞬時にだらりと垂涎してしまうほどのクリエイティブを惜しみなく披露して話題を集めた展覧会が２年ぶりに帰ってきました！　第３回目を迎える今回は、博報堂プロダクツに所属する23名のフォトグラファーと博報堂のアートディレクター23名がコラボレーション。彼らが企画・製作した写真展『脳よだれ展 2018』が、2018年7月8日まで表参道のスパイラルガーデンで開催中です。

広告ビジュアルの存在意義を確認し本来の力を見直そう、言葉や理屈を超えて人間の生理に強く訴えかけるビジュアルを究めよう――という試みで、15年、16年に開催されてきた本展。第３回目を迎える今年は、23組のフォトグラファーとアートディレクターが１対１でペアを組み、23個の人間の欲をテーマに、ノークライアント・ノーオリエンで自由に作品を生み出しました。テーマに掲げられているのは、食欲、性欲、物欲という人間の本能的な欲求に加え、達成欲、同調欲、顕示欲、承認欲といった潜在的な欲求も。広告業界の第一線で活躍するクリエイターたちが、いったいどんなビジュアルに表現するのか。クライアントが存在しないという条件の下、普段は内に秘められたクリエイターたちの“表現欲”が爆発した作品を目にした瞬間、あなたの脳はだらりとよだれを垂らしてしまうはずです！