そろそろバレンタインムードが高まる時期。国内外のショコラブランドがこぞって渾身の商品を展開する中、特に注目したいのが「ルノートル」の限定ショコラです。

「ルノートル」は、フランス菓子をアートの領域まで高め、フランス菓子界の父とまで称されているガストン・ルノートルが1957年にパリで創設した老舗メゾン。現在、M.O.F（国家最優秀職人章）を取得した職人が6名在籍しており、ガストロノミーの概念のもと、洗練された味覚を生み出し続けています。

そんな多くの人に愛されるブランドが、創業60周年を記念し、ショコラコレクションを発表しました。ふたつのM.O.Fをもつクリエーション・ディレクターのギー・クレンザーが手がけた今回のコレクション。ラインアップは、長方形のプラリネが5 種、正方形ガナッシュ４種、正方形のガナッシュとプラリネを重ねた“デュオ”２種、トリュフ１種です。

最高級の材料を使ったそれらのショコラは、創業時から守り続けられている伝統的な製法でつくられています。たとえば「プラリネ・ア・ランシエンヌ」は、アーモンドやヘーゼルナッツ、ピスタチオを砂糖のシロップで煮詰め、キャラメライズし、粒を残しながら一定のペースト状になるまで砕くという、手間ひまかけたもの。いずれも、とろけるようになめらかな舌触りと、濃厚な味わいが特徴です。また、今回のコレクションは、2017年10月にパリで開催された『サロン・デュ・ショコラ』にて最も伝統的な製法にのっとってつくられたチョコに贈られる賞「C.C.C.（Club des Croqueurs de Chocolat）」のアワードを受賞した、話題の逸品でもあります。

この魅力的なコレクションは、2018 年1 月22 日（月）から東京をはじめ国内の６エリアにて開催される「サロン・デュ・ショコラ」の会場で限定発売されます。いまは日本ではなかなか手に入れることのできない「ルノートル」のショコラ。その最新作を楽しめる貴重な機会です。ぜひ「サロン・デュ・ショコラ」に足を運んでみてください。