地元福岡で2箇所で同時開催! 独特の世界観で魅せるアーティスト鹿児島睦の大規模個展。

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    北欧風であったり、インドの伝統的な文様であったり、愛らしい絵本の画のようだったりと観る人によってさまざまな印象を与えるアーティストの鹿児島睦さん。植物や動物をモチーフに独自の世界観で図案を施した器やオブジェで知られ、福岡を拠点に国内はもとより、L.A.、台湾、ロンドンでも個展を開くなど海外でも活躍中です。

    1月28日より、地元福岡ではじめての本格的な展覧会「#鹿児島睦展」が、天神の三菱地所アルティアムと太宰府天満宮宝物殿の2箇所で同時開催されます。天神にあるギャラリーの三菱地所アルティアムでは、図案にフォーカスし、これまで開催した図案展のアーカイブに加えて、ひとつひとつ異なる図案が施されたハンドメイドの器を壁一面にずらりと並べた圧巻の展示をはじめ、平面作品にフォーカスしたプロダクトやさまざまなブランドとコラボレートした作品の紹介、さらにライブペイティングした壁画空間も登場します。

    一方、太宰府天満宮宝物殿では、鹿児島さんの造形にフォーカス。毎年3月第1日曜日(平成29年3月5日)に開催される平安時代からの宮中の遊びである伝統行事「曲水の宴」を、鹿児島さんならではの造形表現で繰り広げられるそう。太宰府天満宮といえば200種類6,000本の紅白の梅が咲く日本有数の梅の名所。梅が咲き誇る時期に、鹿児島睦さんの世界観をまるごと楽しめるふたつの展覧会にぜひ足をお運びください。(脇本暁子)

    2015年に東京・青山のdoinelで行われたライブペインティングの様子。本展では1月29日(日)13:00〜 三菱地所アルティアムの会場で行われる。

    学問の神様として名高い菅原道真公をお祀りする太宰府天満宮。福岡市中心部から電車で約30分とアクセスも良い。

    2017年1月28日より、太宰府天満宮公式のお土産として発売されるお干菓子「梅とうぐいす」。鹿児島睦が描いた図案を元に、博多の老舗和菓子店「鈴懸」が製造している。

    「鹿児島睦の図案展」

    開催期間:2017年1月28日~3月12日
    開催場所:三菱地所アルティアム
    住所:福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F
    電話番号:092-733-2050
    開館時間:10時~20時
    休館日:2月21日、2月22日
    入館料:一般 400円 / 学生 300円 / 高校生以下、障がい者等とその介護者1名は無料
    ※太宰府天満宮宝物殿「鹿児島睦の造形展」チケット提示で2名様まで100円引き

    http://artium.jp/exhibition/2017/16-09-kagoshimamakoto/


    「鹿児島睦の造形展」

    開催期間:1月28日~3月12日
    会場:太宰府天満宮宝物殿 企画展示室
    住所:福岡県太宰府市宰府4丁目7-1
    電話番号:092-922-8225
    開館時間:9時~16時30分
    休館日:月(1月30日を除く)
    入館料:一般 ¥400 / 大高生 ¥200 / 小中生¥100
    ※三菱地所アルティアム「鹿児島睦の図案展」チケット提示で2名様まで団体割引料金

    http://www.dazaifutenmangu.or.jp