森山未來&エラ・ホチルドの舞台が再演、横浜と表参道にて2つのダンス公演へと進化する。

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    エラ・ホチルド(左)と森山未來(右)。

    NHKの自撮りドキュメンタリー『踊る阿呆』でその姿に驚いた方もいるかもしれませんが、森山未來は2013年10月より1年間、文化庁の文化交流使として単身イスラエルに渡り、現地の「インバル・ピント&アブシャロム・ポラック ダンス・カンパニー」を拠点に、改めて“ダンス”と向き合う日々を送ってきました。帰国後、内子座にて開催した『JUDAS, CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ~太宰治「駈込み訴え」より~』は、彼が現地で振付家・ダンサーのエラ・ホチルドとともに共作をしテルアビブで世界初演された作品で、演奏者に吉井盛悟を迎え好評のうちに幕を閉じました。その後、演奏を蓮沼執太が担当し、横浜の本牧で再演されたのが昨年2015年のこと。その公演が年明け1月4日より3日間、横浜赤レンガ倉庫にて再演されます。

    今回は通常の再演ではなく、さらなる進化が見られます。本公演に先駆け、表参道のスパイラルガーデンにて5名のミュージシャンを迎えたパフォーマンス公演『SAL - Dance and Music Installation - 』を展開。ダンスと音楽が絡み合う、インプロビゼーションが繰り広げられます。メンバーは、内子で共演した吉井盛悟に、青葉市子、堀つばさ、阿部海太郎、ユザーンの5名。ジャンルも個性もバラバラの5人に、森山&エラはどのような形で答えるのでしょうか。なんとも刺激的な3夜が繰り広げられそうです。(Pen編集部)

    『SAL - Dance and Music Installation - By Ella Rothschild and Mirai Moriyama』公演ビジュアル

    初日と最終日に出演の青葉市子(左)、初日に登場する阿部海太郎(右)。

    スパイラル公演2日目に出演する和太鼓・筝の堀つばさ(左)は、ベルギー・アントワープに活動の拠点を置く。タブラ奏者のユザーン(U-zhaan)(右)は2日目と最終日に登場。

    内子座でも共演した吉井盛悟は最終日に出演。

    <表参道>

    『SAL - Dance and Music Installation - By Ella Rothschild and Mirai Moriyama』

    期間:2016年12月27日(火)〜29日(木)
    会場:スパイラルガーデン 港区南青山5-6-23(スパイラル1F)
    開場: 20時 開演:20時30分 ※公演時間約60分
    演出/振付/出演:エラ・ホチルド 共同制作/出演:森山未來 音楽/演奏:12月27日(火)阿部海太郎、青葉市子 28日(水)堀つばさ、U-zhaan 29日(木)吉井盛悟、青葉市子、U-zhaan

    問い合わせ先:スパイラル
    TEL:03-3498-4015
    www.spiral.co.jp


    <横浜>

    『JUDAS, CHRIST WITH SOYユダ、キリスト ウィズ ソイ~太宰治「駈込み訴え」より~』

    期間:2017年1月4日(水)〜1月6日(金)
    会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール 横浜市中区新港1-1-1
    開演:1月4日(水)19時30分 1月5日(木)、6日(金)15:00 ※各回とも開場は開演の30分前
    企画/共同制作/出演:森山未來 演出/美術/振付/出演:エラ・ホチルド 音楽/演奏:蓮沼執太

    問い合わせ先:横浜赤レンガ倉庫1号館 
    TEL:045-211-1515
    www.yokohama-akarenga.jp


    ※チケット取り扱い

    ●カンフェティ ☎0120-240-540  http://confetti-web.com/sal_judas
    ●MINA-TO(ミナト)港区南青山5-6-23(スパイラル 1F)
    TEL:03-3498-4015 www.spiral.co.jp ※店頭販売のみの取り扱い。