リオ五輪で福原愛も石川佳純も躍動した舞台! 天童木工の技術が詰まった“卓球台”が期間限定公開です。

    Share:

    期間限定公開される、今夏ブラジル・リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックにて公式採用卓球台となった「三英”infinity”」。

    今年の夏、世界中を熱狂の渦に巻き込んだリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック。連日日本人選手のメダルラッシュが続く中、感動を与えてくれたのが卓球競技。福原愛選手率いる卓球女子団体の銅メダル獲得の瞬間に涙した人達も多いことでしょう。その舞台ともなった卓球台に、日本の匠の技術が詰まっていたことはご存知ですか?ピンポン玉の描く放物線がモチーフとなった競技台の脚部には、山形県天童市の家具メーカー、天童木工の成形合板技術が活かされていたのです。今回、リオ五輪公式採用卓球台「三英”infinity(インフィニティ)“」が同社東京ショールームにて限定公開(10月27日〜11月下旬)されます。

    この卓球台に使われているのは、80mmもの厚みのある成形合板。こんなに厚みのあるものを作るのは天童木工にとっても大きな挑戦だったそう。東日本大震災の復興の願いも込めて、被災地・岩手県宮古市産のブナ材を使用。何度も試行錯誤を重ねることで、安定感、振動の少なさ、バランス、そして造形的美しさを兼ね備えた卓球台が誕生しました。卓球選手達の熱い戦いを支え続けた卓球台。その誕生の背景には、日本の技術者やデザイナーたちによるもう一つの戦いのストーリーが繰り広げられていたのです。本展は金メダル級に輝かしい日本の匠の技が詰まった卓球台を間近に見るチャンス。今年の熱い夏の記憶が蘇ることでしょう。(阿部博子)


    今年で40周年、50周年、60周年を迎える3つの商品を紹介する企画展から、60周年を迎える1956年発表「バタフライスツール」

    リオ五輪公式採用卓球台「三英”infinity(インフィニティ)“」期間限定公開

    開催期間:10月27日(木)~11月下旬
    開催時間:10時~17時
    開催場所:天童木工東京ショールーム
    東京都港区浜松町1-19-2
    TEL:03-3432-0557
    入場料:無料
    http://www.tendo-mokko.co.jp

    ※予告なく会期が変更となる場合あり。展示品はリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック公式採用台と同仕様のもので、仕様された実物ではございません。

    <関連イベント>

    澄川伸一氏トークショー「リオ卓球台とバタフライスツールは関係していた!」
    日時:2016年11月3日(木・祝) 15時~
    場所:天童木工東京ショールーム
    入場料:無料
    お申し込みはメールアドレスsaito.s@tendo-mokko.co.jp
    (お名前と人数をお知らせください)

    「40・50・60展」

    今年で40周年、50周年、60周年を迎える3つの商品を紹介する企画展。
    日時:2016年10月27日(木)~11月10日(木) 10時~18時
    場所:天童木工東京ショールーム
    入場料:無料