モータースポーツの理念を受け継ぐ、「スバル レヴォーグ STI Sport」デビュー!

  • 写真・柏田芳敬
  • 文・大隅祐輔
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レヴォーグ STIスポーツを前に登壇者。写真左から中村亜人さん、高橋克典さん、高橋智隆さん。

今回のモデル名に付けられている「STI」とは、スバルのモータースポーツ活動を統括しているワークス・チームのこと。STIによって走行性能に磨きがかけられた量産車をベースとするレース車は、これまでさまざまな大会で高記録を残し世界的に評価されています。STIの手が加わった車両のボディには“STI”のバッジがつけられ、それが輝かしいレースヒストリーをバックボーンにもつ特別なクルマであることの証となっているのです。

この度レヴォーグラインアップに、最上位モデルとしてSTIのフィロソフィーが反映されたレヴォーグ STI Sportが登場。そのデビューを記念し6月30日に、代官山 T-SITE GARDEN GALLERY にてトークショーが行われました。登壇者は、スバル宣伝担当の中村亜人さん、俳優の高橋克典さん、ロボットクリエイターの高橋智隆さん、雑誌「Pen」編集長の安藤貴之、以上の4名。

中村さん曰く「レヴォーグを買って下さるお客様はスポーツ志向、クルマに対する感度が高い方々」。レヴォーグの第一の魅力は、ダウンサイジングされたボクサーエンジンとターボを組み合わせたパワートレインを搭載すること。力強い走りと低燃費を両立し、その上、広々とした荷室が用意されるため高いユーティリティも誇ります。その中でもSTI Sportは、走りと内外装の質感をさらに高めたクルマへのこだわりが強い方にも満足いただける最上位モデルです。 「クルマを思い切り走らせたい時、家族を乗せアウトドアに行く時など、レヴォーグはさまざまな生活の側面を満たしてくれる」と高橋克典さんが言う通り、あらゆるシチュエーションに応えてくれる、最適なパッケージでレヴォーグ STI Sportはまとめ上げられているのです。

そして高橋智隆さんが注目していると言うのは自動ブレーキなどの機能を備えた運転支援システム「アイサイト」。高橋さんがつくる、精密だけれども愛らしさもあるロボットのように、クルマがよりユーザーフレンドリーになって安全なドライブをサポートしてくれて いることを直に体感できる機能です。

また、安藤編集長が「ホイールはメカらしさが強調され、一方のインテリアはステッチなど随所にレッドのアクセントが入っており、スポーティさを感じられるとともに、シックなボルドー色でまとめられていて、質実剛健なスバル車に上質感が与えられた」と語った、STI仕様の内外装もレヴォーグ STI Sportのトピックスのひとつ。

“レヴォーグ”という名前は、“レガシィ”“レヴォリューション”“ツーリング”、この3つのワードを掛け合わせた造語。レヴォーグ STI Sportは、革新的なツーリングワゴンとしての存在価値がより際立ったモデルなのです。7月21日の発売が待ち遠しい限りです。

アンダースポイラー、ダークグレーのホイールによってキレを増したエクステリア。フロントグリルにはSTI仕様の証であるバッジがレイアウトされています。

身体をしっかりとホールドしてくれそうな厚みのあるシートは、ボルドーカラーでシックにまとめられています。旅へと向かう際には、同じくシックなカメラを共に。

7月1~3日まで、レヴォーグ STI SportがT-SITEに展示されたのと同時に、ガーデン ギャラリー内にはその世界観にインスパイアされた空間がつくられました。

こちらは重厚なホワイトのソファをベースに、レッドなどのアクセントが与えられています。同じくレッドがあしらわれているレヴォーグ STI Sportの内装に通ずる空間。

スバル レヴォーグ STI Sport

エンジン型式:水平対向4気筒直噴ターボ
総排気量:1599cc/1998cc
最高出力:170PS/300PS
サイズ:全長4690mm×1780mm×1490mm
車両価格:348万8,400円/394万2,000円

問い合わせ先:SUBARU お客様センター TEL 0120-052215
www.subaru.jp/levorg/stisport/special/special.html