“ものづくり”という言葉が定着し、日本人ならではの精巧な技術力に改めて注目が集まっています。それとともに新たに生まれてきているのが、その技術とモダンなデザインが融合した日用品。BYTAPSの歯ブラシは、まさにそんな趣向が反映した逸品です。
改めて言うまでもないことですが、一般的な歯ブラシはブラシと持ち手が一体となっています。一方のBYTAPSはブラシカートリッジとハンドルを合体させる仕組み。なぜ、そんな仕組みになっているのかという理由は、それぞれの特徴、役割によって明らかになります。
まず開発に1年以上かかったというハンドル。こちらはApple社が度々金属部品を製造委託するなど、金属加工の街として世界的に知られる新潟県、燕三条の職人がアルミの塊を削り一本ずつていねいにつくっています。それによって生まれる、ゆるやかにカーブするフォルム、質感、緻密に調整された重心のバランスは、唯一無二の使い心地を実現しました。
次に歯科衛生士のアドバイスをもとにゼロから設計したというブラシに関しては、歯の隙間をきちんと磨くことができるよう、2種類のブラシ毛が段差をつけ植毛されています。しかも、ブラシ毛が発するマイナスイオンによって歯垢を除去できるため、歯磨き粉が要らなくなるくらいの高い洗浄力をもちます。
ちなみに、このブラシの理想的な交換周期は約30日。BYTAPSのもうひとつの特徴として挙げたいのがブラシの自動交換サービスで、事前に登録をしておくと、ブラシカートリッジだけがその周期ごとに送料無料で自宅ポストまで送られてくるのです。寿命がきているのに使い続けてしまうと当然、歯ブラシの効果は落ちます。つい交換を忘れてしまうという方には嬉しいサービス。
ハンドル、ブラシがそれぞれ、使い心地の向上、歯の洗浄という別々の役割をきちんと果たすBYTAPS。一体型が当たり前になっているが故にありそうで実はなかった、日本の技術力と発想力が見事に結合した歯ブラシが誕生しました。(大隅祐輔)
BYTAPS
www.bytaps.co