昨今、改めて評価が高まっているMADE IN JAPANのプロダクト。国内に自社工場をもち、時に職人による技を介在させることで長く愛用してもらえる高いクオリティを保つなど、デザインだけでなく工程にもこだわり、大量生産とは相反する生産方式をとる新興ブランドが増えてきました。レザーグッズブランドのGANZOは、そんな風潮が生まれるずっと前から、ものづくりのプロセスにこだわり続けてきた先駆的な存在です。
起源である味岡順太郎商店が誕生したのは、いまから約100年前。素材選びからなめし、革の裁断、漉き、縫製、磨き。レザーのバッグづくりに必要な工程すべてを一切妥協せず、常に世界最高を追求してきました。こうした歩みの先に生まれたのがGANZOです。
GANZOはさまざまな形、ファブリックを採用したバッグだけでなく、ウォレット、ベルト、カード/スマートフォン/タブレットケース、ヨーロッパの雑誌モノクルとのコラボレーションによるドキュメントケースなど、多くのアイテムをラインアップ。どのプロダクトも使うほどに身体に馴染み、次第に味が出てくる艶のある風合いは、物にこだわる人びとを虜にしてきました。
そんなGANZOにとって3店舗目となるオンリーショップが、現代日本の代表的な商業施設である六本木ヒルズにオープン。整然と商品が並べられた広々とした空間は、グローバルに評価されるGANZOの普遍性とこだわりを両立させた世界観と同調しているようでもあります。GANZOの放つ本物の品質を体感しに、ぜひ訪れてみて下さい。(大隅祐輔)
GANZO六本木ヒルズ店
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ・WEST WALK 4F
TEL:03-3408-1703
営:11時~21時
www.ganzo.ne.jp