オリーブオイルといえば、イタリア産やスペイン産が有名ですが、このたび食のセレクトショップ「MEISTERWERK FOODS(マイスタヴェルクフーズ)」の自社輸入によって初上陸したエキストラバージンオリーブオイル「ICONO」はチリ産です。すでに、ドバイとアメリカにて“チリの砂漠から届く、金のオイル”と賞され、その上質な味わいに注目が集まっています。
西に太平洋、南に南極という自然環境にあるアタカマ砂漠カルデラ平原に位置する農場は、大気汚染がなく、オリーブオイル栽培の天敵と言われるチチュウカイミバエ(地中海実蠅Mosca della Olive)が生息していない最適な自然環境。そこで収穫されるオリーブオイルは、収穫から搾油までがたった4時間という、鮮度へのこだわり。ほかの植物油とは違い、フレッシュな果実からつくられる唯一のオイルだからこそ、このこだわりは譲れないという生産者の強い想いのもと、厳しい時間管理が徹底されています。
栽培から製品化まで一貫した管理が出来ていることで、「酸度0.2%以下」という最高品質のオリーブオイルが実現。エキストラバージンオリーブオイルの基準となる酸度(オイルの酸化の度合い)は、国際オリーブ協会(IOC)の規定では、酸度が0.8%以下と定められているので、遥かに優れた数値といえます。使用するオリーブ品種は、「Frantoio(フラントイオ)」。イタリアをはじめアメリカやオーストラリアなど世界各地で栽培される適応性のよい品種で、果実は小ぶりな卵型でオイルをよく含みます。
さらに、「ICONO」は3~5月に収穫されるまだ緑色の“早摘み”の実だけを使用。含まれるオイルは、完熟したものから搾油される量の約半分と大変貴重で、これこそがグリーントマトのようなフレッシュな香りと、ローストしたアーモンドのような快い苦みを生み出しています。まろやかなグリーンオリーブの香りに始まり、スパイシーな苦味が口の中に広がり、最後に甘さを感じられる味わいが特徴です。
もちろん注目したいのがボトルデザインです。専用のコットン素材カバーと漆黒の遮光ボトルは、繊細なエキストラバージンオイルの品質を守ります。シンプルかつスタイリッシュなデザインも「ICONO」の魅力。キッチンに一本常備するだけで、いつもの料理がレストランの一皿に。食通の方へのギフトにも最適です。(外川ゆい)
「ICONO(アイコノ)」植物油/エキストラバージンオリーブオイル(EVOO)
原産地:チリ共和国
製造元:More社
希望小売価格¥3,980
内容量:500mℓ(458g)
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