NYを拠点に活動するアーティスト、レックス。彼の創作活動にはデルのPCが欠かせません。気鋭のクリエイターと、革新のPCとの密接な関係を探りました。

写真：平岩 享（ポートレート）　文：土田貴宏

言語をモチーフとした神秘的なカリグラフィーや、繊細さと躍動感が混在した抽象画。また、ハイブランドのコラボレーションなど、多彩な作品を精力的に創造する気鋭のアーティスト、エアロシン・レックス・メストロビッチ（以下、レックス）さん。先日、東京・神宮前のセゾンアートギャラリーで、個展『DIALECTS』を開催し好評を博しましたが、オープニングでは「Dell XPS 13 x Aerosyn-LexMestrovic」と題されたインスタレーションイベントも実施。水彩画が流れ弾けたりと、美しく変化する映像作品が披露され、開幕に彩りを添えました。

イベントの協賛はPCメーカーのデル。しかも今回のみならず、デルは以前よりレックスさんの創作活動に深く関わっているのだとか。「デルとの関係は、2007年にキャンペーン用のインスタレーションなどを製作したのがきっかけ。以降、デルからは手厚いサポートを受けていて、いまでは家族のように親しく付き合っている。本当にグッドチームさ」。デルとの関係を語るレックスさんですが、サポート同様にデルのプロダクトへの信頼感もきわめて厚いようです。

「スタジオではおもにCGや3Dのレンダリングなどで、『Precision（プレシジョン）』シリーズを使っています。ハイスペックで信頼性も高いから、3Dのような高度な計算が必要な作業もスムーズ。今回の個展の会場パースも、Precisionで製作したんだ」

Precisionとは、プロのクリエイター向けに開発されたハイスペックなワークステーション。発売以来、スペックの向上はもちろん、デザインもリファインされ続けており、レックスさんのみならず世界中のアーティストやクリエイターたちから注目されています。Precision が創作に関するメインPCならば、モバイル機として常に携帯するのが、同時にリニューアルをしたノートPC「New XPS 13」です。レックスさんは、その魅力をこう語ります。

「XPS 13は、今回のイベントのようなプロジェクションを披露する際のコントロールマシンとして活用している。ニューヨークにLA、マイアミに東京と、一年中世界を巡っている僕にとって、この軽さは嬉しいね。しかも、フレームレスといっていいほど薄いベゼルや、スタイリッシュなデザインもいい。新色のゴールドもとてもクールだね」　

実に1.2㎏と13インチで世界最軽量となる重量に、最薄部9㎜の軽量かつスリムなボディ。そして、幅わずか5.2㎜の極薄ベゼルが実現したスマートでスタイリッシュなデザインは、レッドドット・デザイン賞やグッドデザイン賞など、名だたる世界のデザインアワードを受賞し、高い評価を得ています。加えて、レックスさんがデルのPCを使い続ける大きな要因に、アーティストならではの理由がありました。
「液晶の美しさだね。高解像度のディスプレイは思い通りの色を表現してくれるから、僕のイマジネーションを制限しない。また、ナチュラルで直感的な操作感も、イメージ通りの表現を実現してくれる。デルのPCは素晴らしい創作のツールであり、僕を触発させる創造の源泉でもある。創作活動のすべてにつながっているんだ」

最後に「私生活ではPCをどう活用している？」との問いに、レックスさんはいたずらっぽく笑って答えました。
「実は僕、ゲームオタクで、特にシューティングゲームの『メタルギア』シリーズが大好きなんだ。時間があればXPS 13 でプレイしているよ（笑）」

レックスさんとデルとのクリエイティブで刺激的な蜜月関係は、この先も続いていくに違いありません。