“ケーキにワイン”が流行る! 「パティスリィ アサコ イワヤナギ」の新作の味わい方とは?

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    ケーキハーフポーション2種セット¥1,500

    今年1月、東京・等々力にグランドオープンした「パティスリィ アサコ イワヤナギ」。もう行かれましたか?

    シェフパティシエの岩柳さんは服飾学校にて染色デザインを学んだ後、フランスに幾度と足を運び、独学でケーキづくりを学びました。2005年には、自身がパティシエールを務める「パティスリィ ドゥ・ボン・クーフゥ」を武蔵小山にオープン。そして、昨年12月に独立し、自身の名前を冠した本店をプレオープンしました。

    3月23日、春の新作メニューが登場。並んだのは、桜あんやほうじ茶などを使った和テイストなケーキや、季節のパフェ、ジェラートなど。どれも色鮮やかなものばかり。なかでも気になったメニューがありました。それが、「デザートワインのセット」というもの。「クレームショコラ‐塩山のドライフルーツを忍ばせて」には、ヴェネト州アマローネの赤のデザートワインを。白カビチーズケーキには、イタリア北東部、フリウリヴェネツィアから白ワインを。それぞれなかなかお目にかかれない珍しいワインたちなんです。ケーキよりワインが甘く感じるというなんとも不思議なコンビネーション。ケーキがもつもうひとつの顔を知るように新しい味わいが楽しめるんです。

    桜あんと和栗を組み合わせた和風のモンブラン。甘酸っぱい黒サクランボコンポートのアクセントとともに。「峠・桜モンブラン」¥550

    フランボワーズとピスタチオのジェラート。フランボワーズのもつ自然な色がハッとするほど鮮やかです。

    緑が心地いいモダンな店内で、格別な時を過ごす。

    ショーケース内にライトを設けるのではなく、天井からスポットをあてたつくりに。

    店内のあらゆる所に置かれたグリーンが心地いい。

    店内は、グレーを基調としたモダンな造りで男性でも気兼ねなく入れるつくりに。カウンターやテーブル席も用意されているので、気軽にケーキを味わうことが可能です。また、イートインスペースからのぞけるオープンな作業場や、あらゆるところに植物が置かれたりと、店内も特別な空間になっています。

    「誰かが幸せそうに頬張る姿を思い浮かべながら自分にしかつくれないケーキを追求する」という岩柳さん。色鮮やかなケーキの数々にこれからも注目せずにはいられません。まずは、ケーキにワインを合わせた、特別な一食を試してみてはいかがでしょうか。(Pen編集部)

    パティスリィ  アサコ  イワヤナギ

    東京都世田谷区等々力4-4-5
    営業時間:10時~19時
    定休日:月
    TEL:03-6432-3878
    www.A-PATISSERIE.COM