日本では30万部を超え、世界13か国以上で多くの人々の心を揺さぶったベストセラー、『20歳のときに知っておきたかったこと』の著者、ティナ・シーリグ氏の新刊が先月末、発売になりました。

スタンフォード大学で長年、数多くの起業家たちを育成してきた著者は、どんな人の、どんな人生にも、起業家精神（アントレプレナーシップ）は欠かせないと言います。それを発揮することで、「いくつになっても人生は変えられる」「夢を実現し、自分の手で人生を切り拓くことは、だれにでも可能」と繰り返し述べています。

本書のキャッチコピーにある「情熱なんて、なくていい。」とは、言い換えれば「とにかくやってみよう」ということ。どんなことをするにして、最初から情熱をもって取り組まなければいけないわけではない。やっているうちに情熱が湧き、そこからアイデアが生まれ、クリエイティビティが刺激される……イノベーションとは、そのようにして起こるものだということです。

新しいものを生みだしたり、だれもやったことのないことを成し遂げるには、なによりも情熱が大切だ――そう説く本が多いなか、このメッセージは多くの人の背中を押してくれるのではないでしょうか。そして、自分には情熱がないことに不安や不満を抱いている人は、ちょっと心が軽くなるのではないでしょうか。

そんな方に、うれしいニュース。『20歳～』がベストセラーとなった2010年12月以来となる、５年ぶりの著者来日が決定しました！　世界屈指の起業家育成を生で体験してみませんか？