映画も公開されますます注目を集める007の写真展が現在インスタイル・フォトグラフィー・センターにて開催中です。

本展示は、フランク・シナトラやオードリー・ヘップバーンなど誰もが知るスターを写真におさめてきた、戦後英国を代表するファッション・ポートレートの写真家、テリー・オニール氏が撮った写真で、ジェームズ・ボンド映画の50年間を振り返ろうというもの。初代ショーン・コネリーからダニエル・クレイブまでの5人のボンドとともに、ウルスラ・アンドレスやオナー・ブラックマンなど華やかなボンドガールが飾られます。オフィシャルなものはもちろん、オフショットや出演者の素の表情が見られる作品などもあり、作品の裏側を覗いたような気分に浸りながら、映画の世界に想いを馳せることができるでしょう。

Penでも今月特集を組みましたが、いつまでも私たちを惹きつけるその魅力は一体なんなのでしょうか？　その答えは本誌を読んで頂くとして、ひとりの写真家が撮ったポートフォリオからジェームズ・ボンドの歴史をたどることの出来る面白い試みです。自分の愛着のあるボンドはいつごろの作品だったのか、思い出しながら往年のスターの姿を目に焼き付けましょう。（Pen編集部）