ついに、Pen初の海外版『Pen PARIS』が創刊されました!これは、日本の誇るクリエイティブを、フランス語で紹介するライフスタイル誌。伝統工芸はもちろん、アート、プロダクト、食、旅、人など、さまざまな斬り口で、いまの日本の魅力を伝えます。60ページの誌面は、広告も含め全編フランス語。フランスの新聞『ル・フィガロ』や、日本通のフランス人に絶大な支持を得ているジャパニーズカルチャー情報満載のフリーペーパー『ZOOM JAPON』に同梱で配布。計4万部が、パリの好奇心旺盛な読者に届けられます。
創刊号でフォーカスするのは、「九州のクリエイティブを巡る旅」。神社を通じて現代アートの素晴らしさをうたう太宰府天満宮アートプログラムや、モダンに進化する有田焼など、いま注目すべき九州の優れモノを、さまざまな角度から紹介。このほか、海外でも高い評価を得ている河瀬直美監督へのインタビュー、メイド・イン・ジャパンをテーマにしたファッションページも掲載しています。
また、『Pen PARIS』には、フランス人ジャーナリストも参加。仏日両方の視点を交差させることで、ふたつの文化の魅力を浮き彫りにしています。巻頭ではフランスの大物TVキャスター、フィリップ・ラブロが、自身の体験も踏まえての「日本論」を展開。また、建築家・隈研吾が設計を手がけ、新たなパリのランドマークとなることが期待される2023年完成予定のサンドニ・プレイエルの新駅舎も、フランス人の視点で紹介しています。
今後は年に数回の発行を予定。英語版の展開など、フランス以外の地域での発行も視野に入れています。グローバルメディアとして進化を続けるPenのこれからに、どうぞご期待ください!(Pen編集部)